先の新聞記事に関して、、、おそらく新聞記者の誤解

ムがありました。
以下に引用しますが、 アートセラピー という言葉は使われていないので、
先に紹介した新聞記事は、臨床心理士会の誤解ではなく、
記者の解釈によって使われた言葉だったのだろうと、思います。
いずれにしても、
お絵かきと、セラピストによって行われるセラピーは違う、
という概念すら 一般の人には広まっていないことからくるミスだとおもうので、
地道に いい仕事をやっていきながら、
アートセラピー、という分野に興味が広まってきたのですから、
わかりやすい言葉で発信していく努力を私たちも重ねていきたいと思います。
以下、引用
《 専門家の方へ 》
被災地に入る援助者は、最低限これだけは憶えておいてください ** 1 ケアは継続できる人が行ってください 継続してケアできない心理援助者(団体)は、被災者への直接支援を行うべきではありま せん。支援をするときは、現地の援助者(心理士・教師など)と一緒に行ってください 。
2 安心感・信頼感のない関係性で被災体験を表現させないでください。恐怖の感情表現を促すこと(災害の絵や作文を描かせる、被災について詳しく話を聞こうとするなど)は安全感・安心感・信頼感のない状況(災害直後、継続してケアできないなど)では、問題があります。被災者に不安を引き起こしておいて、放置すること になりかねないからです。
心のケアのためには、安心感を体験できることが重要です。 また、支援の中で表現活動を用いる際には、子どもたちがぎりぎりで制御している怒 りや不安を噴き出させないように慎重な配慮をしてください。水彩絵の具など未分化な 感情の表出を促進する画材の使用には特に注意してください。制御できない強い感情に 翻弄された体験は、子どもたちの安全感を損ないます。辛い記憶を抱えていても自分で 自由に安心の場に帰ってこれるという感覚を取り戻すことが、トラウマからの回復の重 要な要素です。 一方で、被災体験に伴うさまざまな感情を閉じ込め続けることも、ストレス障害のリ スク因子となります。安全感・安心感・信頼感を育成した関係性と空間のなかで、自分 のペースで、さまざまな気持を表現し、分かち合い、ねぎらいと共感をもって受けとめ てもらう体験は、回復と成長の体験となります。また、このような体験は、語り継ぐ防 災教育につながっていき、次世代の人たちの命を守るメッセージに
も展開していきます 。……
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