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サプリメントでない教え・学び

大自然の中で自在にかけめぐり、自在にあそぶ子供たちを見ておもいました。

ここにいたら、大人は見守ったり、帰ってくるのを待ち、子どもを信用することで
”子供たちが安心して冒険にでることを支えてあげる”ことが、一番大事なんだな~、と。

でも、やっぱり心配であれこれ声をかけてしまいたくなる心理もあるだろうから、
何も言わずに見守る、というのはとても難しいことでもある。

親の不安を子どもにおしつけないこと - 
ほんとうに ほんとうに 必要なとき、命にかかわるようなとき以外は、見守る
それは、簡単ではない。

勿論、具体的な知恵(ロープの結び方とか火の起こし方とか)や、危険なことは、知識を持っている人が教えて上げられるけど、それは親でなくてもいい。自分で考えて、トライして、ときどき怖い思いをしながら、そこにいる仲間とともに、自分で学習していく、心と体と頭 ぜ~んぶ使って。
サプリメントでない教え・学び_d0065558_046217.jpg

それは、例えば大人が「知識」を与えることを、サプリメントを飲むことに例えるなら、
冒険の中での体験は、ご飯を食べるように、生きている食物を取り込んで消化していくプロセスに例えられるような気がした。

サプリメントは、勿論最近進化してきて、よりからだに吸収されやすいように、消化吸収に必要なほかのメインのビタミンや栄養素のほかの栄養素なども配合されているようだけれども、それはやっぱり人工的なものであって、農作物がもつ 「生きている」栄養素の存在の仕方とは次元がちがう、と私は思っている。

「生きている」ものには、人間がこれまでのところ知っている数値で測れる栄養素だけではない、例えば太陽の光のエネルギーや、自然の中でそだった中で吸収したエネルギーなんかもはいっている。
それを食べる、唾液を出して、かみ砕いて、味わって、飲み込んで消化していく、
ってことは いきている作物と、生きている自分がであって、自分なりにそれらを消化し、
自分なりにそれを肉体や心の栄養にしていく。

錠剤やゼリーをするん、と取り込むのとは根本的に違う、と思う。


例えば、私だってちゃんと実行できていない
けれど、社会ではこうあるべき、というような「教え」を、
こどもに 「こうあるべきものだ」「これはこういうものだ、こうしないといけない」と教えるのは、
なんだか 人工的なサプリメントのようでもある、とふと思う。

こどもも「はい」 とその場で言ってきいたところで、その学びに、例えば大げさにいうと、体験の中から生まれる深い感動や畏れ、恐怖や喜びなど感情や肉体体験が伴っていない。私の「教え」は、彼らの心や思考にしみこんでいかない。

あたまでっかち、感情が置き去り、知識と行動がちぐはぐに生きてしまいがちな現代
心も連動させながら、”生きること” で、生きていくすべを学べるのは、本当に貴重なことだ。

自然と戯れる中で、自分が自分自身の肌、体の感覚、揺れ動く心を感じながら
「ああそうなんだ!」 「こうしてはいけないものなのだ」 「でも、こういう風にするとやることが出来る」
と、「自ら学んだ」ことは、一瞬でその人の中心に埋め込まれる。
サプリメントでない教え・学び_d0065558_242070.jpg


もちろん、こういう学習の仕方は、例えば
子供のころに犬に噛まれて、とても怖い思いをしたから、犬には近寄れない、怖い
あるいは、子供の頃に虐待をうけたから、精神的に常に不安定、など
誰かに教えられたのではない、その深い肉体&感情体験/ 学習によって、大人になってからの行動を
その学習によって制限されてしまう、というネガティブなことも起こるけれど。。


とここまで書いていて思ったけれど、
きっと、「体験学習」している最中や、そのあとに、体験を誰かに話す過程で
その体験の消化や定着の仕方が大きく変わるのかもしれない。

話を聞いている相手は、教訓的なことを言う必要などないのだけれど、
ただ よくよく話をきき、本人がその体験を振り返る過程で、
より深くあるいは、いろんな視点で吟味しかえすことができるような質問を投げかけることで、
本人は、より豊かにより味わい深く 五感をフルにつかった体験を
自分なりに消化し、血と肉にしていくことができるのではないか、
と思いました。

なにより、社会の中で遊ばしている時、
騒ぎすぎないように、とか足があたらないようにとか、
勝手にどっかいっちゃわないように、とか、こうして、ああして、何時までに、これはいけない、
なんてセリフを言わなくてもいいところが、私にとっては 楽ちんで うれしい週末キャンプの時間でした。

サプリメントがなくても、自然の中に飛び込んだ時に体のそこから沸き起こるエネルギーや好奇心、自然からの波動で、元気になれる、なにか 素直で 素の自分を感じられる。
五感を研ぎ澄まして これからも こんな機会をできるだけもちたい。



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by totoatsuko | 2011-06-06 11:10 | Comments(0)
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