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念は通じる

あるとき、負のエネルギーをもつ文字・文章をかいていて、とても自己嫌悪しました。

書きながら感じていたけれど、書き終えたその後も数日間
自分が生み出した負のエネルギーに自分が蝕まれている感じがして、
自分にも、それを読んだ相手にも良くないことをしてしまった、と思いました。

「念」というのは、時空を超えて飛んでいきますよね。
特に歴史をみてみると、念をこめた祈祷によって、相手に病や死をもたらしたり、回復をもたらす、という話は、よく出てきます。


そこで、セラピーセッションにおける、負の感情を放出(音や色や文章にする)するのと、
私が、誰かに読んでもらうために自分が持っている負の感情を書くのとでは、どう違うのだろうか

というテーマが浮かんできたので、考えながら書いてみます。


私自身が体験した、自分の負の感情を友人に話したり書いたりすることによって、自己嫌悪になったプロセスでは、たとえるなら 毒ガスが自分の細胞から放出されていって、自分やその周りにいる人や空気を汚染していっているイメージでした。その後換気をして空気は浄化されても、自分の皮膚の細胞にまだべっとり泥のようなものがこびりついている感じで、息苦しい。

かたや、サイコセラピーやミュージックセラピーセッションで、自分の気持ちを吐露し噛み砕き、消化し、何かべつの物に変えていくプロセスでは、自分が汚染されていく感覚はない。セラピストとして、クライアントの負の感情を受け止めているときも、蝕まれる感じがしない。

何故だろう?

おそらく、いや、きっとそれは、セッションの中で吐露された負の気持ちは、
そのままの色や臭いでとどまらないからだと思う。
セッションでは、誰かや自分に対して文句を言ったり、
負の念を相手に届け、呪うことが目的ではないからだ。

セッションでは、いかなる気持ちも、自分自身のものとして
アートやセラピスト、そして自分自身によって受け止められ
そうやって受け止めることによって、違う色合いに感情自らが変化していくのを手助けされる。

そうやって、自分自身の負のエネルギーを内側から変化させ、
自分がポジティブに動くことが出来るようになるエネルギーに転換することによって
「自らの心持」や「自らの行動」を変化させる。


嫌だとおもっている関係や生活、ものごととの関係、関わり方、距離感を

毒ガスを吐いて、さらに毒ガスを吸い込む繰り返しや、毒ガスをおなかに溜め込みながら、
自分をますます動けなくしてしまっている状態から脱出させ、

状況を、生きている感覚を変える、
そんなプロセスを発動させるのが、セラピープロセスだと思う。

もちろん、自分の「こころもち」や「行動・思考パターン」を変化させるのは、
それが例え自分にとってよくないパターンだと認識していても、
エネルギーがいることだ。

変化はとても怖い。
失うものがたくさんあるように見えるからだ。
失うものが、たとえ自分によって良くないものであったとしても、
持っているものを手放すのは怖いことだ。

ただ、それほどまでに抱えている負のエネルギーがある、ということは
それだけ、今の状態を変えるためのエネルギーに転換しうる心のエネルギーがある、
ということを忘れないでほしい。

転換作業は、とても大変なプロセスだけれどもその過程で、自分の心は、魂は磨かれ
磨かれた魂は、光を放ちながら道案内をしてくれるはず。

負の感情も、明るい感情も、どちらも大事。
どちらも、精神生活を豊かに、カラフルにしてくれる。

どうしても自分の気持ちを吐露したくて誰かに発するときは、
蝕み・蝕まれるような言葉ではなく
気持ちを言葉にし周りの空気やエネルギーに触れさせることによって、
その感情が変化・進化できるような言葉を選んでいきたい、と思ったのでした。




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by totoatsuko | 2011-05-02 10:47 | Comments(0)
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