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子供(幼児)の 米ぬかクッキー教室 ~ 食育

子供(幼児)の 米ぬかクッキー教室 ~ 食育_d0065558_16214792.jpg今日は、2歳~5歳の子供達と、
玄米を精米したときに出る 米ぬか をつかって 3種のクッキーをつくりました。
お砂糖、乳製品、卵を使わない、マクロビオティックなクッキーです。

手をあらって、材料も混ぜて、整形して、オーブンにいれるまで、30~40分くらい。
オーブンで25分ほどやいて、残りの1時間はクッキーを食べながらお話タイムです。

お母さん達は、子供がクッキーを作っている間は、自由行動。

お母さんがいない分、甘えず、自分でやってみよう! って気持ちがしっかりする。

時間になったら、自慢げな子供達に、どうやってクッキーをつくったのか いっぱい説明してもらいながら、
クッキーでティータイム。日ごろジャンクなおやつを食べている子供が、こんな素朴な味でも 「おいしい!」と次々と食べているのを逆に親がびっくりしたり。

素材の味
噛めばかむほど 味が深まる。


基本の生地レシピ

米ぬか カップ3
小麦粉 カップ3
塩 大1
水 カップ1
菜種油 カップ1
(量は、その時の気温や湿度などによって、感性で調節してください)

1.シナモン レーズンクッキー
基本の生地に、
お湯かワインでふやかしたレーズンとシナモンパウダーを
好みの量入れて、好きな形にする。


2.ココアクッキー
基本の生地に、キャロブ(イナゴマメを炒ってパウダーにした、海外などではよくみかけるココアっぽい風味がでる粉 -カフェインが入っていないのがココア粉と違うところ) あるいは、ココアを好みの量入れる。

今日は、ココア生地を薄くのばし、先日もらった文旦(巨大なかんきつ類フルーツ)の皮を、レーズンとリンゴと塩で煮てジャムにしたものを間に挟んだクッキーにしました。


3.カレークッキー
基本の生地に、塩少々、カレー粉、ローズマリー、コーンを加えて、好みの形にする。
スティック状にしたい、ということなので、包丁をつかって5歳の男の子に切ってもらいました。


子供達は、お互い
お互いがつくる形に刺激されて、いろんな形にトライしていました。

あんまり薄っぺら勝ったり、ごつかったら、カチカチになったり、ちゃんと焼けないから、これはもう一回形つくって~、と戻すと、はーい、とやりなおしてくれます。


クッキーづくりも、子供とのカウンセリングセッションで音楽を一緒にやるときと同じことを大切にしています。
基本の生地の分量は大体守るけど、後から加えるものの量は、子供の裁量にまかせます。
何クッキーにするか、だって、子供が決めていい。

体が甘いものを欲しているか、塩っぽいものを欲しているか、その時の体調や気分によっても違うから
スイーツ教室のときは、大体同時に塩味と甘い味のもの、どっちもつくります。
今日は、文旦の苦味もくわわりました。

酸味・苦味・甘味・辛味・鹹味は、春・夏・土用・秋・冬 に対応し、大まかに肝臓・心臓・胃/秘蔵・腸・腎臓のに対応しており、食物もそれぞれの季節にぞくしています。

そんな 食べ物 の話
添加物や、牛乳や 卵の話
毎日の育児や食事できになっていることなどの話をわきあいあいと。

できる限り任せてあげたら、どんどんやるきが出て、
日常に台所に立つことにも興味を持ち、
自分で料理したい! ~を作りたい、と
子供から誘われることが増えます。

料理することは、料理することだけでなくて、

いろんなことに挑戦してみる
自分のやり方を色々くふうしてみる

という自発的な意識をはぐくみ、感性(視覚ー産物の品定め、盛り付けのセンス、、聴覚ー切るときの音・煮えてくる音、嗅覚、味覚)を磨くことにもなり、それが色んなシーンにも自然とつながっていく事にもつながります。

お料理するのは、お母さんやお父さんだけの役割ではないもの。
一緒にいろんなことをして、
いっぱい任せてあげて、
それぞれの家族の関係を文化を、毎日、毎日の積み重ねの中でつくっていけたら。

しかも、お料理ってそんなにめんどくさいもの ばっかりではないし
(めんどくさい ときは、 ものすごーーーくめんどくさいのですがwww)
誰かと一緒にやったら、作るプロセスが楽しくなります。

家族といっしょに、家族と一緒に食べるものを作りながら、
いっぱい いっぱい いろんなお話をする時間にもなります。

たとえ、ご飯とお味噌汁 だけでも、
それが家族で一緒につくったものだったら、
その一緒に過ごした時間が最高のおご馳走で、
最高にほっこりできて、心にもいっぱい栄養がもらえるひと時になります。

豪華なおやつじゃなくても、
有名パティシエのものでもなくて、
家族の誰かが、あるいは、家族が家族のことを思いながら、
楽しい時間をすごしながら一緒につくったおやつだったら、ステキなブレークタイムになるし、
家族間の話もはずむ。


食を選んでいくこと、
食物じたいがもっているエネルギーや、その育ちに敬意をはらうこと、
一緒にお料理すること、などは、それぞれの心をはぐくむことにもなる。


よりたくさんの家族にそんな時間がおとづれるきっかけづくりのお手伝いができたら、
と思っています。

音と色をつかったカウンセリング・サイコセラピーHP
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by totoatsuko | 2011-01-30 16:20 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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