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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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先入観

ものごとを見るとき、私たちは絶対に色眼鏡をかけてみている。
人間である以上、色眼鏡をかけずに見ることはできない、といっても過言ではない。

例えば、赤いりんご。
それは、人間の構造としての「人間の目」によってみたら、赤だけど
トンボや犬の目からみたら、モノトーンだったり、平面的にしか見えなかったりする。

私たちは、育っていくなかで、文化とか環境とか親とか、色んなものに影響を受けて自分の価値観や物事にたいする固定概念が形成されていく。

例えば、「男性とおもわれるひと」が正式なパーティーでお化粧をしていなくても、何も思わないが「女性とおもわれるひと」がすっぴんだったら、ちょっとひくだろう。あるいは、ひくところまではいかなくても、「男性」にたいしては思わない 「なぜこの人はこんなフォーマルな場でフォーマルな装いをしているのに、顔だけお化粧していないのだろう?」と、相手の状態をいぶかしく思ってしまう。

それは、私たち

(といっても、全ての文化の全ての人たち、という意味ではなく、civilizeされた日本やアメリカやヨーロッパ、などをざっくりイメージして書いています)

が、男性というもの、女性というもの、 パーティーという場、などに対して、ある一定の期待や概念という色眼鏡を、無意識のうちにかけてみているから。


郷に入れば郷に従え、で
その文化に入れば、みんながかけている色眼鏡をかけなければ理解できないこともあるし
楽しめないこと、意思疎通がうまくいかなくなることだってある。

でも、その便利な色眼鏡。
かけていることを忘れて、
必要じゃない場所や違うカルチャーや価値観、人間関係の中でも、ずっと一つの色眼鏡をかけ続けっぱなしなのは不自然だし、自分でかけたり、はずしたり、自分が主体性をもって「使いわけ」できないと、自分の目は養えない。ちゃんと自分の心の目で物事の真実を捉えることはできなくなるのではないか?

時々は裸眼で物事をみて、
ある特定のカルチャーメガネでは赤に見えるものだけど、
自分には青にしか到底みえない、
という、常に進化し続ける自分の裸眼と色眼鏡のギャップを把握し、
自分の素の感性を退化させず、
常に心の目を忘れず感じ続けることは、
かけている色眼鏡によって自分の世界の捕らえ方やいき方が翻弄されないためにも
自分の本当の目は、何をどう捉えているのか忘れないためにも
とても大事なことではないかと思う。
by totoatsuko | 2010-07-08 15:47 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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