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国際会議:女性のエンパワーメント = Diversity

国際会議:女性のエンパワーメント@ セルバンティス文化センター に行ってきました。
プログラム

心をつかんだテーマの一つはdiversity - 多様性.
新しいものを生むために不可欠。男社会に女性が進出するのも多様性を加える。似たもの同士がアイデアこねくり回していても、 出てくるアイデアは限られている。

Diversityがなければ、なかなか真のイノベーションは起こせない。そして、変化が起こるとき、というのは必ず抵抗が起こり、真に新しいものに生まれ変わるには時間がかかる。多くの場合、極端にふれて(Ex,過激なウーマンリブ・自身の女性性を否定して、あたかも男性と同じようになろう、なるべき、という意識の出現)、それから、振れ過ぎで起こった弊害を人々が吟味し、ゆっくり中心に戻ってくるが、もといた形よりは、一段成熟したものになる(現代のジェンダーに対する考え方・態度)。この極端に振れながら新しい中庸を見いだしていくプロセスについては、モデレーターの一人藤沢 久美さんんも、ヘーゲルを引用してコメントしていらっしゃいました。

物事はスパイラルのように変わっていく。横からみたら右に振れ、左に振れているように見えるけど、ビックピクチャーでみたら、螺旋を書きながら、一定方向へ(上だったろ、下だったり、横だったり)向かっていっているーprogress している、と。

日本に比べて、他国と隣接し異文化との交流が歴史的にさかんなヨーロッパでも変化に対して抵抗が強いなら、「人と違う事」がむちゃくちゃネガティブに受け止められる、個々人が「人と違う」ことに対して不安や不快を感じる。これまで文化的なdiversityをヨーロッパのようには経験した事がない日本という国が、会社が、地域が、家庭が、個々人が、多様性を受け入れ、新しい形を生み出そうとするには、人々に相当な心理的チャレンジをすることになる。

日産の高橋さんによると、日産がルノーと提携を組んだとき、日本人エグゼクティブの男性がルノーに若い女性エグゼクティブ多いのにカルチャーショックを受けたそうだ。最初は、秘書か事務の女の子だろ、と見なしていたら、自分と同じ地位で自分の会議相手でびっくり、と。

で、日本に帰ったそのエグゼクティブは「フランス人女性の管理職ならOK.でも日本人女性はダメ、ここは日本だ。」というようなコメントをしていたらしく、刺激をうけても自分たちの変革の起爆剤にはならず、、、しかしそんな事では会社として成長はない。ゴーン氏が入って、それまで日産Onlyだったカルチャーから、社員の意識を変え、新しいルノー&日産、というカルチャーをつくり、日産は生まれ変わった、と。
しかし、思い出してみれば、ゴーン氏むっちゃくちゃマスコミに叩かれてた時期ありましたよね。

新しい事を提案する、導入する、組織をそちらに導いていく、というのはどんなに批判されようとも自分を信じ続ける力と、と強さたとえそのチームが非協力的であり自分を攻撃してきても、なお必ず生まれ変われる、生まれ変わる事が必要で、チームにとってBenefitである、と他の誰一人として信じなくなってもなお、心から信じつづけ、生まれ変わるプロセスを導き遂げる覚悟と忍耐が必要なのでしょうか。


ノルウェーでOnmiという会社を子供が2歳のとき設立し、グローバルカンパニーに育てたグリー・ヴィーグレは、新しく物事を始めるとき必要なものは、
local fan of you such as your family, friend and community 
そしてbest team mates for the projects.

新しい事を実行する、興す、というのは先ほども書いたように、相当な抵抗や攻撃を受けるし障害が持ちうけている。そんな時、まず自分をunconditional に応援してくれる家族をはじめとする、自分の身近な仲間の存在はとても貴重。これは、女性が新しい事を始めようとするケースに限らず、男性にだって言えること。

そして、ひとたびプロジェクトをはじめたなら、自分ひとりでは不可能な、プロジェクトを進めるために必要な「ベストな」(中途半端な知識や経験ではグローバル戦力にならない)智恵や技術をもっている仲間を集める事。


Again, 出るくいは打たれる、人と違う事が怖い、普通がいい、そんな感じの日本カルチャーの中で、人があまりやっていないこと、なじみのないもの、新しい事、などを試みる、というのは本当に大変なことだろう。まず、チャレンジする自分をエンパワーしてくれることができるもっとも身近な自分のサポーターになりうる、家族からの反対から足元が崩される場合だってあるのだから。

日本の政治状況も、足のひっぱりあいや、権力の駆け引きにエネルギーが吸い取られてるような印象をうける。
by totoatsuko | 2010-06-12 23:06 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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