宇宙の96%は未知
人類は80年かけて宇宙の96パーセントは未知、dark なのだと理解したのだとか。
すると友人の石川さんが、僕は大学ではこの分野を研究していたんだけど、20年前は、未知な割合が50-99%の間、というあいまいで、でもその後の研究で、宇宙の年齢が明らかになることによって、96%という数字が導き出されたんだよ、と解説してくれる。
ああ、心も同じだな、とユング〔心理学者の一人〕系の私はおもう。
たぶん、私たちが意識できてる、把握できてる、と思えている自分というのは、ほんの数パーセント。
え、そんなに少ないの? という反応があるかもしれないけど、きっとそれくらい小さい。
それゆえ、その知らない部分に、ほんの数パーセントの意識は、無意識のうちに多大な影響をうけ、しかしながらその事実を把握していない・認めていないので、どうして自分がそういう行動や考え方をするのか、どうしてこんなにも気分に左右されるのか分からなかったりする、という心の状態の考え方がある。
音楽心理療法や、ユング派のセラピーでは、その分かっている幅を広げようとする試みをすることにより、自分の無意識、それは世界の森羅万象ともつながっているもの、とのコミュニケーションを喚起し、自分をよりよくしり、個人のindividuation をうながし、望ましくないsimptomに変化を起こすプロセスでもある。
Mr.Murayamaのプレゼンテーションのくくり。
まず、dark side があることを認めなくてはならない〔それを、科学者たちはなかなか出来なかった〕
認めたら、もっと知ろうという取り組み、アクションを起こすことが出来る、
そして、それと戦うことにより〔スターウォーズの、ダースベーダーと、スカイウォーカーのファイティングシーンがスクリーンに映し出される〕
Dark sideを恐れなくてよくなる。
Dark Matters.
そしたら、その後話した茂木 健一郎が、全てはcuriousityから始まった。知りたい、という気持ちが自分をかきたてた。科学が面白いのは、どんどん分かってくるにつれ、どれだけ分かっていないか分かってくるところです、と。Dark Matters.