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滑り台は上からすべるもの

滑り台は上からすべるもの_d0065558_110436.jpg幼児が4人くらい手をつないで滑りおりれる幅のある滑り台。
表面がアルミみたいで、はだしになると、ぺたぺたして、したから上にかけのぼれる。

うちの子供たちがはだしになって、下からかけのぼっては、腹ばいになって頭から、足からずるずるすべりおりたりして、きゃっきゃ 遊んで、ついには知らない子となかよくなって、その子にも、はだしになりなよ、そしたら滑らずのぼれるよ、と誘い、おお盛り上がりにもりあがっていたところ、

「滑り台は滑るもので、下からのぼるものじゃないよ。
危ないからやめなさい。
向こうの階段から登っておいで」

と、何人かのお母さんたちからお叱り。

確かに、上から滑ってくる子と、上に上る子がバッティングしたり、上る途中の子が転んだりする危険性はあるのだけど、私にはそんなに危険には思えず、放置していたのだけど、やっぱりそれは許せない人もいるんだなぁ、と。

そもそも、「あ!危険!!」と感じる状況も、それぞれの親で違うのだと思う。

結局、そのお母さんたちは、もっと遊びたい!!!と泣き叫んでいる子供たちをひっぱって帰ってしまった。
かわいそうだったなぁ、申し訳ないなぁ、という気持ちと同時に、
滑り台もいろんな遊び方あっていいんじゃないかなぁ、
すべりだい、だから、すべるだけ、 っていう決まりはないはず。

ほおっておいたら、
それは、少し待たなくてはいけないけれど、
見守っていれば子供同士で交通整理の規則を自然につくっていくんだけどなぁ、
そういう経験ってすごく個人的であり社会的にクリエーティブなんだけど、
と思った。

けれど、物事の見方はひとそれぞれだから、
自分が信じるように物事をとらえるし、
それは、仕事にも、生き方にも、子育てにもダイレクトに反映される。
すべりだいを上ってすべって遊ばしていた自分を振り返って、そう思ったのでした。
by totoatsuko | 2010-05-02 22:32 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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