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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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モーニング・クライング

昨日は、亡くなった親友といつも一緒に車で行っていたNYから2時間ほどのところの先生宅に亡くなった友人を含んで2人のクラスメイトのうち、もう一人のクラスメイトも来て合流。一晩をすごす。

泊まるお部屋を用意してもらったのだけど、彼女と一緒に学んだ部屋からどうしても離れる気になれなくて、ブランケットに包まってソファーの上で彼女と過ごした時間を思いながらうとうとする。

朝になると、なんとなくみんなこの部屋に集まってきて、静かなひと時。
それから、彼女の思い出や、この出来事に対する怒りや悲しみをぽつりぽつりとみんなで語り合い、一緒に泣いた。とても大切なプロセスだった。

GIMのトレーニングは終わっても、ここは私たちの変わらないネスト/巣 だったよね。
でも、もうここには彼女は帰ってこない。
悲しいね。

私は、まだ怒りが収まらないわ。
just it should not have happened. 起こっちゃいけないことだった。

そうそう、いつも Excact!(exactly じゃない)て言ってたよね。

それから軽く朝食を食べて、2時間ドライブして、メモリアルサービスがとり行われたNYの病院へ。
彼女の写真がのった式次第のパンフレットが用意されている。
stone service といって、参加者は、前におかれた水のはいった大きなたらいに、沢山用意された石を入れていった。日本で言うと焼香のような儀式。彼女のインターン時代のセッションの様子や、最近ヨーロッパのTV局に取材された映像を紹介してくれ、間・間で彼女が未熟児などにつかった子守唄も、彼女のインターンや仲間によって演奏&合唱された。

とてもパーソナルでintimateなサービスで、ますます涙が出てきた。
久しぶりに逢う仲間や先生にも出会って、
「あれ?篤子って彼女とそんなに親しかったの?」
「そうなの。GIMのクラスでずっと一緒で、、、」と話していると涙がまたあふれてきて、そしたら友達が
「come here and stay in my arms for a while.」 その腕のなかがとても温かかった。
儀式や仲間と一緒に泣いて、気持を共有するの、繰り返し泣いて、怒って、記憶をシェアするのって、グリーフプロセスにとっても大事。

最後に、、、周りの協力がなかったら私はこれに参加するために日常を離れることができなかったはず。改めて、家族や友人達に感謝でいっぱいです。
by totoatsuko | 2010-01-27 19:41 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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