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怒りはエネルギー

怒りはエネルギー_d0065558_18571463.jpg怒り、というのはものすごいエネルギーがある。
前述の安藤忠雄が言っていたように、人生の方向や行き方を自らがらっと変えてしまう、自分の理性ではコントロールしきれないほどの自分をつき動かすパワーがある。

ネガティブに働けば、破壊行為につながる。
例えば、殺人とか戦争とか。

怒りは人の心の中でいつまでも燃え続けることが出来る。
それをもって、その人がそれまでの生き方を捨てて人生を復讐の鬼として生きさせる。

怒りは世代を超えて受け継がれる。
親を殺された恨みを、その何代も先の子孫が復讐した。

でも、それと同じくらいポジティブに人の人生を変えることが出来る。
革命がいいとは思わないが、一人ひとりの心のなかに、もう黙って入られない、もう我慢できない、という強い怒りがあったからこそ、世の中をよい方に変えるムーブメントを一人ひとりが担った。

子供を殺された怒りから、殺した相手に復讐するのではなく、銃のない世界を実現を推進するための組織を作ったり、核兵器の無い世界のための運動を起こしたり、、、ガンジーはいい例かもしれない。

振られて悔しくてむかついて、
絶対幸せになってやる!と頑張れたり。

行きたい学校や会社に入れなかったり、認めて欲しい相手に認めてもらえなかったり、さらに否定されたりして、将来は相手が認めざるを得ないくらいな存在になろう!と心に誓って行動に移せたり。

自分の中で生まれた感情(たとえそれが攻撃的な感情であっても)は、必ずしも相手への攻撃にはつながるわけではない。感情そのものを感じることと、その感情を行動に移すこと、その感情を誰かに投影する事は同時発生でも同類とでも限らない。

怒りや、多くの場合それに伴う深い、深い、心の悲哀は、自分では計り知れないおおきなエネルギーを持っている。それに飲まれてしまえば、鬱になってしまったり、他人への攻撃に転嫁してしまったり、と無意識のうちに怒りに人生をコントロールされたり、はちゃめちゃにされてしまいかねない。

でも、自分がイカッテイル、ということを知り、他の受け入れやすい感情と同じくらいその存在を認め、対話を続けたら、
-それはものすごいエネルギーが必要だし、ミイラとりがミイラに、というように怒りに飲み込まれたり支配されたりするキケンもあるのだけど(そういうとき、信頼できるセラピストがいたらすごく助かる)
自分の怒りを認識していなかった時の自分では絶対出来なかった生き方、物事の考え方を呼び込んでくれる。

泣いちゃいけないんじゃない。
腹をたててはいけないんじゃない。
悲しいんだもの、腹がたつんだもの、それは自分の気持ちにとってまぎれもない真実。
それを否定しつづけたら、飼いならそうとしたら、無理がくるのもむりはない。

一人で声をあげて泣こうよ、
地団駄ふんで怒ろうよ、声をあげて笑うのと同じくらい。

そうしたら、声をきいてもらえた自分の涙や怒りが何かを納得してくれて、誰かを受動的に・能動的に無意識に攻撃してしまう前に、何か道しるべをしてくれるはず。
by totoatsuko | 2010-01-24 18:57 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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