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コミュニティー ミュージックセラピー

私はコミュニティー ミュージックセラピー、という音楽療法の分野の一つの専門ではないのですが、知識と少ない経験から言うと、音楽を通してコミュニティーに住む人と人、人と社会の繋がりを広め、深め、強化する活動のプロデューサー、というのが、コミュニティー ミュージックセラピストの役割内容と言えます。

例えば、地域の中で歌を習いたいなー、と何となく思っている人たちを繋げて、地域の中で教えられる人や、そのグループ活動に必要な活動場所や知識や経験を持っている人を繋げていく作業。

例えば、死が近い人が、もう一度コンサートを聞きに行きたい、と言ったとき、コンサートホールと掛け合ったり、その人の目の前にプロの演奏家を連れてくる手はずを整えたり、それに必要な資金の調整をしたり。

結果的に、一人ひとりの精神生活を豊かにしていく、というわけです。

私が気が向いたときにやっている、子供を通じて知り合った家族の集まり(食事会だったり、プロによるサロンコンサート)なんかも、コミュニティービルディング活動といえなくもないですが、これは趣味でやってるので、プロフェッショナルでこういう動きをしてくれる人がいたら、もっと幅広い層の人を大きな規模で繋げ、色んな結果をもたらしてくれると思います。

特に、なかなかイニシアティブを取ったり、はじめの第一歩を踏み出すエネルギーが停滞しているたり、退廃したコミュニティーにそういう方がいらっしゃると、すごくコミュニティー自体の雰囲気が向上する。と書いていて、派遣村、というのも似てるかな、、、いやちょっと違うかも、と思う。

コミュニティーミュージックセラピーの場合、外に何かを訴えたり、外からの援助を喚起する活動、というよりはコミュニティー内の潜在的な気力・活力・能力を採掘して、コミュニティーの一人ひとりが人と繋がり、自分をその関係で活かし、関わりを楽しみ、精神的なサポートをお互いから受けることによって、よい循環を作っていくプロセス。

自分自身が、そのコミュニティー自身がもっている潜在能力を引き出す、という意味では、私の音楽心理療法のアプローチと共通しているところがあると思う。

専門でもないのに、コミュニティー ミュージックセラピーについて書いているのは、Ryan McGinness というアイコンを色々デザインしている人のむちゃむちゃかっこいいサッカーボールが売られているのを発見して、そのBoxに、このサッカーボールはコミュニティービルディングに貢献することを願ってデザインされた、と書かれていたからなのでした。その姿勢を知って、増々彼が好きになりました。
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by totoatsuko | 2010-01-14 12:59 | Comments(2)
Commented by 日榮 貴子 at 2010-02-04 17:00 x
はじめまして。
私は、さいたま市で音楽を通して心身の健康とQOLの維持向上をめざす活動をしています。
「プロフェッショナルでこういう動きをしてくれる人」になりたいと常々考えていました。

以前から時々ブログを拝見していましたが、コミュニティーミュージックセラピーについての書き込みを拝見し思わずコメントを差し上げました。

もしよろしければ、ぜひご協力させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

ひえい楽芸 日榮貴子
Commented by totoatsuko at 2010-02-11 10:21
HPおじゃましました。幅広い活動をなされているのですね。
私自身は現在コミュニティーミュージックセラピーの活動をしていないので、、、日榮様のご活躍、お祈りしています。 一匹狼になり勝ちでもあるこの業界、専門家同士が手を組んでやると一人では思いもよらなかったことができたりして、その大切さを実感しています。
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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