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アメリカの医療改革ー仲間のために

★ボストン便り(細田満和子さん)[USA] を読む。

この医療改革には様々な視点・論点があるのは承知だが、このリポートには心を打たれた。

以下部分引用
2009年9月9日にオバマ大統領は、両院議員総会でヘルスケア改革についての演説をしました。その際彼は、改革にまつわる人々の危惧を打ち消し、共和党議員たちに改革への協力を訴えかけました。貧困層ではなくて中産階級の人たちが、保険料が高額のため、あるいは持病があるために保険に入れないこと、そしてひとたび大病になったら破産という事態になっていることを指して、アメリカは「民主主義国の中で唯一、富裕国の中で唯一、何百万人もの国民に、こうした苦難を強いている」とまで言いました。

そしてオバマは、ヘルスケア改革の志半ばで病に倒れたマサチューセッツ州代表の故エドワード・ケネディ上院議員(愛称:テッド)からの手紙を紹介しました。
「(ヘルスケア改革は)物質的な損得勘定以上のものです」
「われわれが直面しているのはまさしく道徳的問題なのです」
「問われているのは、政策上のこまごまとしたことではありません。社会正義の根本原理とわれわれの国民性なのです」。
手紙にはこのように書かれてあったそうです。

つまりオバマは、ヘルスケア改革の実現可否というのは、厳密に法制度を整えて正確な収支計算することではなく、アメリカ人が道徳心を備えた公共的精神の持ち主であるかどうかにかかっている、とアメリカ人自身に迫ったのです。

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自分ひとりの損得のためでなく、国民自身が自分の道徳心に問いかけて決断した。
そんな決断迫られたとき、今の私たち日本人は、困っている人のために、と選択できるだろうか?

政策に道徳を持ち込むことが、私たちは出来るのだろうか?

自分達は弱者だ、とだれもかれもが主張して、なんとか自分達が得するような政策を編み出してもらったり。自分達の税金をそんな人・そんなために使って欲しくない、とか言ってみたり。

それはそれで真実なのだろうけど。

改めて、信念と実現力を兼ね備えたオバマ大統領に改めて感服の念を抱いた。
by totoatsuko | 2009-12-29 13:26 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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