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カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

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Story Singing

久しぶりにJazz Vocalを聴きに行った・
生の場は、アーティストの生のエネルギーやかもし出されるパーソナリティーとともに、その人の作品をまじかに、録音という他人の作為や機械プロセスを通さず、
直接自分のフィルターに入ってくるので、作品とクリエーターの人間臭さをブレンドしたものを味わうことが出来る。

バックで始まっている曲のイントロに重ねて、「here, i'm gonna tell you a real story -- (これから本当の話をするわよ)」と言い、絶対本当じゃない怪奇で、少しSexyなストーリーを歌った。

彼女の招き寄せる綺麗に塗られたマニキュアの指先の動き、
腰のくねりや、シルクのスカートが形どるヒップ、
「白い蛇がいうの、だから私を中に入れてよ、って。」

ステージという非現実的な世界で語られる・歌われる非現実的なストーリーにぐいっ、と引き込まれ、自分が蛇になってそのFeelingを感じたり、Sexyな蛇に入れてよ、って言われる人間になったり。そして、なんだかヴォーカリストが蛇なのか、ヴォーカルなのか夢想の中で曖昧になってくる。

箱(ジャズバー)と、音楽と、ストーリー、に骨組みされた空間と時間の流れの中で、しばしのトリップ。
どこにでもいける。ストーリーに寄り添っても、ストーリーに触発された自分の内面から生まれたストーリーの中へでも。 それが安心してそれにどっぷりつかれるのは、この曲が終わる頃には、このトリップからここー現実へ帰ってこれる、という確信が無意識にあるから。


次の曲に移り、ステージが終わり現実に帰ったあとは、その新たに手に入れた記憶という名の飴玉をときどき取り出して舌の上でころがして楽しむ。 他の飴玉と一緒に味わうと、また違う味わいが楽しめる。

ちょっと舐めたら消えてなくなるものも、どんなに舐めても舐めても、歯で割ってもなくならなく飴玉もある。
美味しいだけじゃなくって、まずーい飴玉だってあるし・・・
わたしのポケットには、どれだけのStoryが、どれだけの飴玉があるんだろう?
by totoatsuko | 2009-09-10 10:24 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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