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自分はDV(ドメスティック バイオレンス)被害者ではない

DV(家庭内暴力。身体的、性的、言葉の暴力、全てを含む)を自分自身が受けていても、
そしてDVが何かというのを知っていても、
自分はDVを受けていない、と DVは自分の問題ではない、と思っている、
日常的な暴力が、病的なものではない、と自分に無意識に言い聞かせて、
乾ききって荒れ果てた関係を受け入れてしまっていて、
自分や家族の誰かが肉体的、あるいは精神的な死に追い詰められるまで
DV被害者であることに気づかない場合が沢山ある。

夫や妻に、親に日常的に殴られたら、セクハラされたら、言葉で傷つけられていたら、
それはもうDVといえるのに、これはDVなんておおげさなものではない、と
客観的にみたら理解できないかもしれないけれど
被害者達は言い聞かせる。

自分が「被害者」である、家族が「加害者である」というのを認めたくない、という心理もあるのかもしれない。

以下のネットの記事に紹介されたケース。

(以下、内容コピー&ペースト)
以前はごく普通の仲の良い家族だった。食卓には笑い声が響き、年に数回は旅行に行った。だが元夫は仕事などが原因で神経症になり、ささいなことで逆上するようになる。12年前から4年間、DVの被害を受け続けた。

 「全部お前のせいやっ」。たまに殴られることもあったが、病気が原因で、自分が至らないのが悪いと思った。だが元夫の行動はエスカレートした。夕食が5分遅れた、車の中にツメ切りがない、バイクの免許試験に落ちた……怒鳴り、家の物を壊し、手がつけられない。

 恐怖に耐えきれなくなり家を出た。だが13歳だった長男は「パパのそばにいてあげたい」と残った。長男は何度か「ママと一緒に暮らしたい」と伝えてきた。元夫から「包丁、買うた」と脅されていた。長男を奪ったら、どんなことになるかわからないとおびえた。

 そして高校入学目前、長男は殺された。死後、元夫が長男に日常的な暴力を加えていたことを知る。長男は最後までそれを口にしなかった。

 昨年秋。山梨県であったDV防止のシンポジウムで長男の被害を紹介してほしいと頼まれ、写真などを提供した。見に行くと、DVについて説明したパネルがあった。「加害者に心を支配されることもある。怖いと感じたら、それがDV」。ドキッとした。まさに、私や。自分を押し殺し、元夫におびえ続けたのはDVそのものではないか。 資料を読みあさった。

DV被害者は、加害者にコントロールされて自分が悪いと信じ込み、事態を悪化させる。
早く気づいていたら。自分のような人に、自分が受けているのはDVだと気づいてもらう方法はないか。

 考えたのが、女性だけが手にする生理用品に相談窓口を掲載すること。「バッグやポケットにしのばせて、外へ出た短い時間で電話できる。毎月手にするものだから早い段階で気づくこともできる」。昨年末、思い切ってメーカーに手紙を出すと、「検討する」と返事が来た。

 今年2月から、署名サイトでネット署名を募り、これまでに200人余りが応じた。目標の1万人は遠いが、長男が応援してくれていると信じて呼びかけ続ける。(染田屋竜太)
by totoatsuko | 2009-09-04 09:27 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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