カウンセリング@代々木上原・音楽療法・心理療法 GIM

totoatsuko.exblog.jp ブログトップ

<   2014年 05月 ( 10 )   > この月の画像一覧

昭和のにおいがしたお祭り

d0065558_1359820.jpg毎年 この時期 近所の神社でお祭りがあります。
地元の商店街やいろんな組合の方々が食べ物屋さんとか、ヨーヨー釣りとか、金魚すくい、とかお店を出しているので、全部料金が良心的。 とても いい気 が流れている場所で、お参りがてら家族でぶらっと行くのが楽しいです。以前のブログで紹介していた、私のお気に入りのお茶室が今回はやっていなくて、とても残念でした。

毎年、小さな小さな屋代の木の舞台で、町内活動の発表会みたいなものが行われています。
去年は、友人一家たちがお囃子 をその舞台でお教室の皆さんと一緒に演奏しました。

ぶらぶら境内を歩いていると、音の割れたハワイアンミュージックが聞こえてくる。ビールを売ってるおじさんが、お、いい女がでてるよ、と隣の焼きそばを焼いてるおじさんに言ってる。娘に手をひっぱられながら舞台前の水色のプラスチックのベンチに腰をおろすも、みあげれば かなりご年配なご様子のおば様方3名が、腰をくねり くねり とフラダンスを踊っていらっしゃる。

頭に大きな白いお花をつけて、首にはなが~くて膝までとどくような緑のレイがゆらり ゆらり とたゆんでる。フラダンスの振りは、ハワイの手話のようなもので、それぞれの振りにメッセージや言葉があるらしいのだけれども、おきざりになっているような指先。明るくほんわかした音楽とは裏腹に、普段よりさらに深くなっているであろう眉間の影と、宙にういた目線のギャップと緊張でこわばった表情に、心のはしっこがこそばゆくなる。

こそばゆいのに、ひっかくこともできないから、なおも どうしていいか分からなくなる。

ふと気が付くと、こどもの頃 田舎の年配の人のそばにいくと匂ったキツい整髪料のにおいが鼻につく。どうやらお隣にお座りの方は出演者の旦那様のようで、髪はそんなに多くないんだけど、においはしっかり漂ってくる。

そうしているうちにも、音楽と踊りはつづいている。
あんまりにも音が割てメロディーもききとりにくいから、音源を探したら、
防災用の古びたメガホンみたいなのが二つ天井からぶらさがってた。

さびれた雰囲気感が倍増する。
ここは、都会の真ん中なのだけど。

そうこうしていると、
平均年齢75歳、元気にAKBの振りではじけますっ 
とアナウンスがあったかとおもうと、チェックのミニスカート、ブリブリのブラウスに、小っちゃい帽子が頭にのっかった 網タイツのおば様方が飛び出していらっしゃる。

恋するフォーチューン クッキー。
もう、どこみていいやら、どぎまぎして 目が泳いだ先にとらえたのは、
ノリノリに振りを真似して、腰を振って踊って飛び跳ねてる、わが娘もふくめ、小さな女の子男の子たち。

よく、ちいさーい子どもは、大人の年齢が分からない、とはいうが・・・
10代後半と 70代の熟女が醸し出すオーラの違いは、
彼らがその生きている瞬間を、音楽やダンスを楽しむのには 何の問題もないようだ。

しかし、おばさまを見つめながらほんとうに楽しそうに踊る子どもら。
そりゃ、楽しんだものがちよね。
踊ってるおば様方だって、めっちゃ楽しそう。


そうこうしているうちに、
はい、みなさんも盛り上げてね~ と大量のポンポンが老若男女関わらず配られる。
えい、こうなったら、楽しんだほうがたのしいじゃん。

次の曲は、何だったかわからない。
一握りのモヤモヤを抱えつつも、ポンポンを振ってみる。
かなりドン引きしてるお祭りにきている若い人たちの視線がみえる。
まーね、わかる、その気持ち。だけど、もらっちゃったのよ私、ポンポン。
このノリノリのコも私の娘。

モヤモヤしたまま、しかし、ノッテみると 一瞬 おばさまの熟女ぶりが見えなくなったりした感覚もあるものの
モヤモヤしているうちに、曲は終了。

お着替えなさっているのか、曲と曲の間の、舞台が空っぽな時間がかなり長い。
舞台そでののれんが動いたかとおもったら、ひょこっと顔だけでてきて私の隣にすわってらっしゃる旦那さまに向かって、
モウオワルカラ 
と口が動いて、ひっこむ。

次は、聞いた人も、歌う人も幸せになれる ハワイのウエディングソングです。
といアナウンスが流れると、大柄のピンクの花柄のフラダンス衣装をまとわれた方々が総出でいらっしゃる。

ステキ。 AKBよりも、こちらのほうが 熟女の魅力をひきだしてると思う。
お相撲さんなみの大きな方が舞台の中心で ゆっさり ゆっさり動かれると、
ハワイの風が吹いてくるきが、、、 したらいいなぁ~、とおもう。

そして、このグループの発表は終了。
というか、終わった、というアナウンスもないし、次のグループの紹介もないから、おわったんだな、と思う。

メガホンから聞こえてくる割れた音、
オールドファッションなヘアスタイル、
年輪を重ねたお肌、
整髪料のにおい、
相当年季の入った舞台
時間の流れがゆっくりで、あたかも止まっているような あの感じ

昭和のモノクロ写真の風景に迷い込んだようなひとときだった。
悪くない。


そういえば、、、書いていて思い出しました。
カレウラニ というハワイ王朝最後の女王の姪を主人公にした映画、面白かったです。
スコットランドに留学していた彼女が、王朝の危機を知って、アメリカにわたり大統領と掛け合い、最後は自国にもどり、白人たちによって王朝が倒され新政府が動き始めていくのをみてから数年後、23歳の若さでこの世を去ったのだそうです。





アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music (GIM) session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-28 00:49 | Comments(0)

トラはどうやってシマシマになったか?

トラはどうやってシマシマになったか?

そんな表題の絵本を、こどもが作ってきました。

結構シュールでキュートで面白い話なので、記録がてら、ここでシェアします。
子どもの想像力、独創性 ってすごいな。
ちょっとちぐはぐだったり、文法変なところもあるけど、
ニュアンス保持するために、そのまま文章コピペします。



How the tiger got its stripes

d0065558_16145676.jpgThere is a black Tiger.

She is in the jungle.
The Tiger has a baby.
A Lion is in the jungle.
The Lion wants to eat the baby tiger.

There are many Lions in the jungle. But there are not many Tigers.
d0065558_16154552.jpg



Lion eats tiger baby. She is angry.
She eats a big Lion. She is happy.

Now the big Lion is inside her.
And inside the Lion is a very small baby.

Many months go by.
The Tiger has many new babies. The babies are black and yellow. This is because the Lion is yellow and the Tiger is black.

d0065558_169269.jpg 




Now the Lions and Tigers become frineds.
Tiger likes to jumping and running.
Lion likes to do these things, too.
They play together.
Now all Tiger babies are yellow and black.





                      The end.
d0065558_1357497.jpg



アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music (GIM) session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-27 08:12 | Comments(0)

ハウルの動く城 -感情を感じるスイッチ

d0065558_12403145.jpg ハウルの動く城 を見ました。 (ネタバレです)

イギリス作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの『魔法使いハウルと火の悪魔』 が原作だそうです。

ロード オブ ザ リング、ナルニア物語、スターウォーズ、神話や言い伝えられた話などに起因する壮大なスケールでお送りされている物語を 人の心の闇と光 という視点でとらえながら見ていると、沢山の共通点があり、人の心の構造の普遍性を感じます。

ハウルは自分の心臓 - ハート を 流星に与え、火・カルシファー として生きる生命を与える。
ハウルは、その見返りに、より強力な魔法が使えるようになる。

それが、ハウルと流星が結んだ契約。

そして、ハウルは無い心を埋めるために、無意識に 多くの人のハートを奪い、人の人生を翻弄する、
ハウルに心を奪われた心臓の持ち主は、ハウルを追いかけまわす。
ハウルは、偽名と魔法を使い、ハートの持ち主達から逃げ回る生活を送っている。


一見、ハウルは心理的に問題があるような人物にえがかれていないのだけど、
彼の魔法の師匠の、このままでは彼は悪魔となってしまう、というコメントでなるほど、と思う。

一見 何も問題がないように見える。
本人だって、なにも気付いちゃいない。
さわかやで、かっこよくて、やさしくて。

でも、分かっている人には分かっているのだ、彼の心の中の闇が刻々と彼を飲み込んで行っているのが。
そして、手遅れになってしまうことも。


契約をむすんだのも、最初は、たわいもない子どもらしい気持ちからだったかもしれない、
もっと上手に魔法を使えるようになりたい、という。それが、知らないうちに、負の力・悪魔と繋がったことによって、心おだやかに暮らせない生き方を まちがった魔法の使い方を 無意識にして 自分の首をしめていることに。


最後のシーンでは
お互いを拘束しなくても、契約を結ばなくても
カルシファーはカルシファーとして、ハウル達のために魔法を使うことを自ら望み、共に生きる。
ハウルは、今までと同じように魔法をつかえなくても、守るべき人、愛する人、自分を本当の意味で支えてくれる人たちと、誰からも追い掛け回されることなく、平和な日々を送りはじめる。


誰しも 心 を持っている。
誰しも 感情 がある。

でも、何等かの出来事を通して、 何らかの理由で、
感情を感じない ように生きる事を無意識に選択して生きている人も沢山いると思う。

あまりに辛い出来事がありすぎた時、心を無にすることで、感情を感じないスイッチを作ることで
これ以上痛みを感じなくて済むような 自己防衛システムを自分の心の内部に構築する。

だからと言って、本当に痛みも 喜びも感じない心になっているのか、 といえば違って
例えば、麻酔を打った体のように、ただ感覚がなくなっているだけ。

感覚がない、というのは怖い事で、
感覚がないところに、もっともっと痛めつけられるような体験を重ねたら、
自分が気づかないうちに、もっともっと心は痛めつけられることを許してしまう事にもなる。

心の痛みの感覚がないから、痛めつけられている対象から自分を守る 逃げる、 などの主体的な選択が出来ないのが、ほんとうに怖いところなのだ。

本当につらいとき、
一時的に自分の心を守るために感情のスイッチをオフにする、だけど、ちゃんと戻せる意識と心の選択。
自分の心を感じながら、大事にしながら、
心の痛みや感情の渦に翻弄されない、
同時に、感じるものー痛みも苦味も味わえる心の体力を育んで、感情を感じながら生きる事を楽しむ、
そういう事は、可能だ。

治療をするための麻酔 で、一時的に痛みを感じない状態になっているならいいが、
逃避のための感覚を殺すスイッチを入れっぱなしにしてずーっと生きていたら、心が大変なことになっていく。

でも、それも 無意識に行っている事が多いから、
そういう状態になっていっている、というのは、自分のことなのに、自分ではなかなか気づきにくい。




アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music (GIM) session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-26 13:05 | GIM:音楽と深層心理イメージ | Comments(0)

特に働く女性に質問されること

d0065558_9165154.jpgみてください! この立派な蜂の巣。 
数週間前に突風とヒョウが降った日の翌日、ベランダで発見しました。エアコンの間にあったのか、近くの木から飛んできたのか、、、 こんなに間近で蜂の巣の実物を見たことがなかったので、わくわくしながらベランダから拾いました。


さて、表題の、
特に子どもがいる働く女性に質問されること、
の件。
最近立て続けにそんなテーマの会話を友人としたり、記事に出会ったりしました。

「育児と仕事の両立はどのようにやっているのですか?」
海外の映画祭の記者会見の場で世界でも名のしれた女優さんがそう質問されて、

2014年にもなって、まだそういう質問を女性にするなんてバカげているわ、
このような場で同じような質問を男性俳優には投げかけないに。

という内容のコメントをしたとか。 



ある男性俳優さんがインタヴューで、
子育てにずっと関わってると自分の引き出しが乏しくなるから、数か月海外に充電にし一人でいってきました、とおっしゃる。

前後にその事によって、彼の子どもの子育てを取り巻く、家族を支えてくれてる人たちへの思いやコメントがなく、そう、インタヴューで、あえて、そのようにさらっと言っちゃえるところがスゴイ。そういう所がカッコイイと受け取る人もいるから、その影響をうけて、こういうコメント パフォーマンスをすることにつながるのだろうか?。女性俳優さんが同じような話し方をしたら、育児放棄、などネガティブな反応の方が多いように思います。

ま、パブリックに名が知られている方のパブリックな言動は、 ”パブリック向けのパフォーマンスに過ぎない” 
プライベートでのその人の考え方や振る舞いは 全く違うことがある、 と認識しているので、
その俳優さんが本当のところどう考えてるか、というのは別の話だと思っています。


特に乳幼児の育児は24時間作業だから、引き出しがなくなっても、どうなっても、やるしかない、
というのが、私の経験でしたが・・・ 
引き出し増やしにいける環境 - 例えば、なんらかの形で ”ひとりになる時間” を持てるとしたら、それはもう、周りの方々の多大なる協力がないと出来ないことでした。

それに、自分の姿勢次第で
家事育児経験を通して、人としての、プロフェッショナルとしての引き出しは増やせると思う。


友人が職場で、男性上司や同僚に
「子育て旦那さん手伝ってくれててやさしいね。(家事・育児を手伝わされて)怒ったりしてないの?」 
「子どもを連れて出かけてくれたんだ、頑張ってるね~旦那さん」
という趣旨のコメントやまなざしを常に感じる、とか。

こちらも、育児家事をやりながら仕事もやっている女性に対して、さらっと言えるところ
旦那さんが家事育児を手伝う事が、なにか特別な事のように思いこめるところがスゴイ。

世に中には色んな家庭、いろんなカップルの関係性があるのだけれど
旦那さんが、家事育児を手伝わされて不満に思っているのではないか、
という 先入観 を持っている方がいかに多い事か・・・ 
友人たちの話をきいていると、そう思う。
 
家事育児に参加することがご自身は 不満 だった、
いや、現在進行形で とても不満 なのかもしれないのだけれど
それは、自分だけの価値観であり、主観であるのだ、
と、分けて考えることは難しい人も多いのだと思う。

男性と女性では、
仕事も育児も家事も、別に褒められなくても、頼まれなくても、やるもの、
としてやっている人の比率が大きくちがうな、と思います。

同時に、男性と女性では、
結婚しても、こどもがいても仕事は続けるもの、
として考えている比率も、大きく違うのは事実ですね。

妊娠、出産、授乳、は女性にしか出来ません。
個々人のキャパシティーや、得意分野も違います。
子どもをとりまく状況やその人の考え方によっては、妊娠、出産、授乳、分担された家事だけで、とうてい仕事を続けられるような気持ちにはならない場合もあると思います。

家族が家族として生活していくために必要な役割 は、
方法は違っても、男性でも女性でも出来るとおもいます。

ねばならない形 というのはないと私は思います。

家は綺麗に整えられているべき、ごはんは用意されているべき、e.t.c.
育児の労働・気苦労 + 
色んな ”思い込みの” べき、ねばならない、 の重圧を抱えている人が多いと思います。

本当にそうあらねばならないのか、そうせざるを得ないのか?
そういうルールを課すこと自体が、家族をやりにくくさせていないのか?

もし男女が、あるいは男性同士、女性同士がパートナーシップを組んで 家族 という形をつくり、
こどもを育てる 
という時に、お互いが無理のない形でバランスをとり、その家族の新しい価値観を形成していく、
そこに 社会や前例による先入観がネガティブに働かないといいな、と思います。

子ども達は未来を作る人たちです。

育児・家事をとりまく価値観やそこに関わる人に対して、
社会を構成する一人ひとりの価値観が、もっともっと優しくあれるように変わっていくといいな、と思います。



アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music (GIM) session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-20 09:16 | Comments(0)

Music Together Summer term 2014

d0065558_12455514.jpgアメリカ発の 幼児音楽教育プログラム 
Music together(ミュージックトゥギャザー)
代々木上原クラス の夏学期、 
今年は6月の2週目の日曜日が初日です。 

本部の日本語のHPはコチラ セッションの様子の動画もアップされています。

コチラ は過去に私がmusic together について書いた投稿



 
夏学期
6週間+振替用1クラス
料金 1人目のお子さん17500円、ご兄弟13000円
今学期使う音楽が入ったCDとソングブック代込・1家庭1セット. マクロビ スイーツ付。)

日時 日曜10時半~11時15分

最初の日 6月8日 (6月29日はお休み)
最後の日 7月27日(振替日)


無料体験、随時受け付けています。
letsmusicing AT gmail.com 宛てにお問い合わせください。


音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music session (GIM) についてはコチラ



###
Music together @ Yoyogiuehara, shibuya-ku
Summer Term 2014.

The fist day, June 8
The last day, July 27


6weeks + 1 additional class
Every SundayMorning from 10:30~ 11:15

Free: 17500yen for one child (including a set of CD and a songbook for this term. Complimentaly Macrobiotic snack). 13000yen for each sibling.


free sample session is available.
Contact Atsuko, e-mail to letsmusicing AT gmail.com
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-19 12:45 | Comments(0)

映画:カルテット ~老いた音楽家たちの高齢者施設

d0065558_974644.jpgダスティン・ホフマン は好きな俳優の一人ですが、
彼の初監督作品であるのと、音楽家たちがあつまった高齢者施設でのドラマ とい売り文句が魅力的で
DVDを借りてきて深夜に鑑賞。(以下ネタバレです) 


実際には、こんなゴージャスな高齢者施設で、
世界レベルで活躍していた個性の強い音楽家たちが和気藹々とすごし、和気藹々と演奏活動を一緒にできるとは思いませんが(苦笑) 一度はクラッシックの世界に身を置いたことがある人間としては、老後の楽しい幻想を、美しいオペラ アリアと ちょっと物悲しいバッハのピアノの旋律を楽しませてもらいました。

天才アーティスト達にも、私のような凡人と平等に老いが迫り、
残りの人生の終わり地点もなんとなく感じざるをえない
拍手喝采とスポットライトを受けながら生きていた時間との落差は、凡人と比べて計り知れない

勿論、その裏では血がにじむようなプロとしての努力と緊張の日々があったと思います。
その努力をすることが出来ない体力の問題、
その努力が老いのせいで実力に反映されない、という悲哀、くやしさ、失望。

それでも、それぞれが イライラしたり、怒ったり、ケンカしたりしながら
それぞれの形で いまの自分を受け入れ
”未来”のために、出来ることをしていく。

もう老い先短いから、 と諦めるのではなく
残された時間は限られているのだから いま出来る事をやろう と。

傲慢でプライドが高いソプラノ マドンナが、
テノール歌手の元夫がいるその施設に入ってきてから、ひと騒動。

その後色々あって、折角この施設にかつての4大歌手がそろったのだから、
そのプレミアステージを再現しよう、という事になる。

元夫、と言っても、9時間しか結婚してなかったらしいのですけどね。イタリアのスカラ座で舞台を踏んでいるとき、ひざまずいてプロポーズされたから結婚したけど、そのあと、シャンパン飲みすぎて、酔っぱらって、ケンカになって離婚した、ということらしい。あの離婚 (この元夫と別れた後、彼女は数回アーティストやビジネスマンと再婚・離婚をしてるのだけど。) は私の人生最大のミスね、と誰にもこれまで言ってなかったことを、親友のメゾソプラノ歌手に舞台メイクをしながら話しているのを、彼女にシャンパンを持っていこうとした元夫が聞いてしまう。別のシーンで、仲間のバリトン歌手が、彼は別れてからもずっと君の事が好きだったんだよ、とソプラノ歌手に耳打ちする。 (両想いでよかったね。)

さぁ、幕が開く前、仲間たちは目を合わせる。
もういちど、あの輝かしい歌声と舞台を・・・
舞台へむかって一歩踏み出すとき let's get married then と彼がささやいて、
舞台の光の方へむかって歩いていく。

老いても、自分の大事な人がいるって、ステキですね。
家族や友人の重みは、老いて若いころのように思うように動けなくなったら、
体がよわって、気持ちの張りも緩んできたら
なおさら深く感じるだろうな、と思います。

単なるSweet love じゃなくって、
これまでの人生で心の中に蓄積されたBitterな部分のほうがもっともっと占めてる部分が多いBitter bitter sweet love かもしれない。そのBitterな中にある、かすかな 確かな 薄っぺらくない Sweet feeling。 
それはSweet sweetな中のSweetとは、Sweetの重みが違うでしょうね。


老いても尊厳が守られた環境で、
自分自身も自尊心をもって、彼らのように生き生きとした心を持って生きていられたらいいな、と思います。



アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music (GIM) session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-09 00:47 | Comments(0)

周りへの感謝の気持ちは、どうやったら自然と生まれてくるのか?

d0065558_11205943.jpgサッカー観戦に行きました。

試合が終わってからのサッカー選手のコメントって、サポーターのみなさんの応援があったからこそ、とか
目に見えない所で、表に出ない支えてくれる人たちがあっての僕らなので、とか
サッカーをさせてもらえてる、そのこと自体がありがたいことだと思う、だから、サッカーをすることでみんなに夢や希望を届けたい、 とか



毎回、全員のコメントを網羅していないので、プロサッカー選手って、って括って言うのは間違っているかもしれないのですが、前から、どうしてこの人たちは周りの人への感謝の言葉や、今あれる自分の事に感謝する言葉を当たり前のように言うのだろう、と思っていました。

そのように、いつも "コーチや監督が言っているから" なのか?
そう 教育されている からなのか?
周りの人のサポートを実感するような体験がプロレベルのサッカーの世界では用意されているのか?
それとも、プロレベルのサッカーをやる、ということは、周りのサポートを感じざるをえないような環境なのか?
自分ひとりでは何もできない、という事を、それぞれの選手が痛感させられるような出来事が沢山あるのか?
本当に心から感謝して、謙虚でいられているのか?
口で言っているだけなのか、パフォーマンスなだけのか?

興味ぶかいです。


それで、観戦した日のことですが、ちょっと私的に強烈体験でした。

開始直前にスタジアムに到着したので、混雑したスタジアムの中へ空席を探そうと子どもが先に走っていくのを小走りについて行っていたら
ゴール裏の、熱狂的応援エリアで、知らないおじさんに、
「タオルを置いてとっておいた席、来るはずの友達がこれなくたったから、ここ使っていいよ」
と言ってもらったってゲットした席へ試合開始直前に滑り込むも
すでに始まっていたメンバー紹介への熱のこもったファンの声の応答に私はさっそく押され気味。

そして、テーマソングの合唱、そして試合開始。
そして、また別のテーマソング歌って、応援歌歌って、ラッパ鳴らす人がいて、
席を譲ってくれたやさしそうなおじさんも、結構コワいヤジ飛ばすし、
ずっと立ちっぱなし、声だしっぱなし。

ヨーロッパのフーリガンの熱は、この何倍もすごいんだろうな、と思ったり
ここまでサッカー観戦に思い入れできる、というのも、毎日を明るくしてくれるだろうな、と思ったり

他の自由席でまったり観戦していたのとは、まったく違うサッカー観戦体験でした。

キッズは、もうノリノリで、心から熱唱して、大きな声出して応援してて、
私も ちょっと疲れたので、すわろ~かな~、でも、薄情者 とかって後ろからコツンってされちゃうかも、って冗談ながら思いながら、適当に応援サボったりしてましたが、大半は歌って声出して一緒に一体感を感じながら応援できて、楽しかったな~と思います。

スポーツの応援の場所でも、”音楽” って ”音” って、重要な役割してるんですよね。
盛り上げる、音として抽象的な、しかしバラエティーに富んだメッセージを遠くまで届けられる、応援のリズムと変化とメリハリを作り、選手とサポーターに一体感をもたらす。気持ちを高揚させたり、刺激されたりして、思わず声を出すことで、体の中の気の流れを生む。

Music for life. Life is music.



アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-08 11:20 | Comments(0)

ミニステレオの音質に感動!

d0065558_2333121.jpg電気製品の小物を購入しに量販店に行ったら、素敵な音楽が、感動的な音質で聞こえてきて、思わずステレオエリアに足を踏み入れました。

そこには、ありとあらゆるサイズとデザインの小さなステレオたちが。。。

ひときわ目を惹いたのは、片手を広げた位のサイズのステレオ。
とにかくそのシンプルなデザインとサイズが魅力的。

これって、PCやi-podにつなげば、そこからの音源もこんないい音で聴くことが出来るってこと!?

.....ということで、予定外のお買いものをしてしまったのですが、いま すっかりハマっています。


youtube や internet radio の音も、感動的な音質で聴くことが出来るのです。
こんな事が可能だとは思ってもみませんでした。

これまでも、youtube や internet radio をPCからそのまま流しているときはあったけれど、
その音を聞いているときの心地よさが全然違います。聞こえてくる音楽がとても美しく聞こえるので、手元を止めて思わず心を傾けて聞き入ってしまったりしています。知らなかった曲を発見したり、検索した曲を重低音がきいた音質で聴くことが出来たり、ニュースーのナレーターの言葉がはっきり聞こえたり、、、


ネット音源の最高峰の演奏を、その演奏家達の息遣いを感じさせる高音質で聴きながら、感動して 感動して、、、音楽やアートは、ほんとうに私にとって大事なものだ、としみじみ思っています。



アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-05 23:16 | Comments(0)

初タブラオ

d0065558_145085.jpg今夜は、初めてタブラオ(スペインバルみたいなところ)でベテランの方たちと一緒にフラメンコの舞台を踏む経験をさせていただきました。

発表会と違って、自分が踊らない時もずっと舞台の奥に座って、パルマをたたいていたり、踊り手さんやギターさんと一緒に舞台を作っていく、色々即興的に踊りも動いていく、という点で、沢山の新しい経験をさせていただきました。

リハーサルに向かう電車の中で、
今夜 夜遅くまでつづく公演のために子ども達を預かってみてくれている友人たちや、
日々の中で、いろんな形で私たち家族に関わり、支えてくださっている方たちや、
この舞台に出る事に声をかけてくださった先生や、いつも一緒に練習しているクラスメイトのみなさんや、


音大時代の本番前の心境とか、本番のどうしようもない追い詰められたハプニングとか

音楽療法の世界で起こっているいろんな懸念事項とか、

そんなことをいろいろ考えてたり、思いをはせたり、感傷にひたっていたら、
降りるべき駅の手前で間違って降りてしまい
そして、さらに、あせって乗り換えた電車は、目的地よりも反対方向に行ってしまい
気持ち的にズタボロになりながら、やっとのことで、リハーサル時間に間に合った、、、
というか、すでに始まりかけてた、という時に汗だくで到着することができました。

乗り換えた電車が反対方向にいっちゃったなんて、もう今日は最悪のツイてない日、
舞台でも最悪なことしてしまうかも、

と思いながらのリハーサルでしたが、

観客の皆さんの温かい視線と、
一緒に舞台に立って支えてくださった、この日初めてお会いするベテランの方々や先生の支えによって
難なく、、、
いや、お扇子を落としてしまう、という難 とか
足のリズムの音が汚かった、とか
〆のセビジャーナスで、事前に決めていたフォーメーションをすっぽかし勝手に創作して踊っちゃった、 
とか

難癖つけるところはいっぱいあるんですけど、

でも、頭真っ白でとまっちゃう、とかうろたえて固まっちゃう、ってことはなく、
練習してきた振りを、綺麗に見せることが出来てるかな、って思ったり、
お客さんと目をあわせながら踊れたので
お店での初舞台の経験としては、とてもよかったです。

お子さんをお持ちの友人が来てくださったのですが、
母親が夜出かける ってことは、家庭やパートナーとの関係によっては、本当に一大決心が必要で、まわりの協力を仰がないといけなかったり、後で色々言われたりする場合もある、(そういう風潮、変わっていってほしいな) こどもの体調・精神状態も母親の予定と精神状態を大きく左右する事もある、というのを知っているので、家庭やそれぞれの人の価値観やライフスタイルによるところも大きいと思いますが、、、とても嬉しかったです。そして、協力してくださった家族の方にも、とても感謝します。

舞台が終わった後のタブラオ舞台の楽しみは、、、
着替えて、くいっと飲んで、一緒に仲間たちと夜中まで、だらだら飲んで、おしゃべりして、笑えたこと。
知らないお客さんから、衣装とか、髪型とか、踊りのニュアンスとか、ポジティブなコメントをもらえた事 (技術はね、、、まだまだです)。

夏日のような5月のある一夜、
趣味の領域で、一人になって、母でもなく、音楽療法士でもない私として過ごせる時間を可能にしてくれた、沢山の方々に心から感謝しています。

支えてくださる方、協力してくださるかたがいながったら、今日の舞台に誘ってもらえるようになるための練習は不可能だったし、今日の夜出かける事も不可能でした。

改めて、 ”生かされている” ということを実感しました。



アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-04 01:05 | Comments(2)

ダイアローグ・イン・ザ・ダーク ~change pain into love 

d0065558_1343082.jpg青山にある、ダイアローグ イン ザ ダーク という暗闇で過ごす体験ができるプログラムがあります。
以前、このプログでも紹介させていただきましたが、その創始者の方・アンドレアス・ハイネッケ氏のお話がとても興味深かったです。

痛みを愛に変える ~change pain into love 

痛みを愛に変える ~change pain into love 
が社会起業家(Social Entrepreneur) の役目だと思っている、とのこと。

大学で東方ユダヤ教研究で博士号をとり、ラジオ局で働いていたときに盲目の人にトレーニングをする仕事を依頼された時、

盲目の人は可哀そうな人、障害を持っていると達成感のある人生は難しいとその時自分は考えていたため、そのような人を対象とする研修依頼には気まずい感じもあったが、義務感から引き受けたのだそうです。

指示された家を訪ね、ベルを鳴らすと背の高いハンサムな男性が出てきたそうです。
目の不自由な人は外見的にもやぶにらみであったりするのだろうと勝手に想像していたのだけど、出てきた人は全く違っていた。2年前に目が見えなくなったというその人は、ポジティブな性格でユーモアもたっぷり。

なぜ、この人達が無価値な人生を送っていると今まで自分は思っていたのか。。。
目が見えないというだけで、いろいろな偏見にさらされていると感じ、
障害のある人たちの痛みを初めて感じることができたそうです。

世界の人口の10%が何らかの障害を持っています。
つまり世界に障害者は約7億人か、あるいはそれ以上います。
このうち視覚障害者は1億3千人いて、差別・排除されています。

盲目の人は、盲目であるだけでなく、偏見にもさらされていることに痛みと怒りを感じたそうです。

マルチン・ブーバーの重要な言葉として、 The only way to learn is to encounter.
というのがあります。

本で学ぶというのもあるが、ハイネッケ氏はこの人に出会って盲目についての考え方が変わり、交流の場所を作れないかと考えるようになり、

27年前、何ができるかと考え始め、
25年前にダイアログインザダークを思いついたそうです。

暗闇の世界ではサポートが必要と思われている人が導き役となり、
目が見える、暗闇で不自由になった人をサポートをしてくれます。

暗闇の中では見える人が障害者になるのです。
目が見える人にとっては、暗闇で足を一歩踏み出すこと、声で人を聞き分けること、暗闇の市場できゅうりを探すのも大変な事。日常であたりまえに出来ている事が、暗闇では大きなチャレンジなのです。

一方、盲目の人は、人を声で聞き分けたり、きゅうりとバナナの違いもすぐわかります。
目の見えない所での世界の理解の仕方が新しいものになることがでいます。

ここにエンパシー(共感)が生まれるのです。
そして、自分に対する自覚が高まり、自分の限界も知っていく。

ダイアログ・インザダークには3つのダイアログ(対話)があります。
自分との対話、
グループ内の他の人との対話、
そして障害者含め、自分以外の全ての他者との対話。

教育的な意味合いがあり、ダイアローグ イン ザ ダーク は、世界中の企業研修にも取り入れられています。

非言語コミュニケーションを経験する「ダイアログ・イン・サイレンス」や、
老いへの恐怖心を変えることをテーマとした「ダイアログ・ウィズ・タイム」など
新しいプログラムも考案されているとのこと。


障害については、まだまだ理解が深まってなかったり、誤解や偏見がたくさんあると感じます。
その誤解や偏見と無知が、どれだけその人たち、その人たちを支えている人たちを傷つけていることか、生きにくくしていることか・・・ 障害を持つ人の家族ですら、専門家ですら、教育者ですら偏見を持っている場合がある、偏った同情や憐憫を投げかけることもある。 

新しいダイアログ ~ のプログラムが生まれてくるのを楽しみにしています。

同時に、一回限りのワークショップや イベント的な体験は、その時ものすごく感動したり、考えさせられても、自分の奥深くに落とし込んで発酵を深め、自分の見解や言動や感じ方を本質的に変えていくプロセスには必ずしもつながらない。

けれど、音楽心理療法・Guided Imagery and Music は、継続的にある程度の回数を通う事で、深い心象を感じ、自分が日常、あるいはイメージの中で感じた体験を、心の中で継続的に消化し、理解を深めて自分の一部にしていくプロセスを可能にします。

何かにすっごく悩んでいなくても、自分で意識していない、沢山の自分の感情、悲哀、あきらめ、もがき、人に対する思い込みや偏見、など等、無意識に自分を突き動かしているものがあります。それらをイメージと音楽の中で自ら発見し、それら~自分のこれまで対話してこなかった一部と対話を始めることで、もう少し肩の力を抜いて いろんなことを感じながら日々をくらせるかもしれません。

自分をもうすこし違う形で大事にしたり、
自分にとって大事な人を、より豊かな形で大事にできるようになるかもしれません。


アメリカ発 幼児のための音楽教育 Music together @ 代々木上原クラス 無料体験 受付中。
マクロビおやつ付き。

音楽とアートを使う心理カウンセリング Guided Imagery and Music session についてはコチラ
[PR]
by totoatsuko | 2014-05-01 13:51 | Comments(0)
line

音楽療法士(GIM)のつれづれ


by totoatsuko
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite