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11月のアートベース・自然素材と粘土 and beyond

d0065558_10332569.jpg月一回週末の午後行っている、アート教室。
今月は、粘土と、自然素材を用意しました。
どんぐり、落ち葉、枝、、、

何人かの子どもたちが、ただ丸めただけにみえる球体の粘土を誇らしげに私にさしだして
「みて! 
この中にどんぐりが3つも入っているんだよ!」

「持ってみて、重いでしょう、
ただの粘土なのに。何でだと思う?」
と見せてくれました。

子どもたちの、
どんぐりが3つもこの中に隠されてて、
どんぐりがまさかこの中にあるなんて想像できないような真っ白い球体、

ただの粘土の塊にみえるのに、格段に重い球体

という特別感や思い入れが理解できなかったら、その作品に価値が見いだせない。

d0065558_1043753.jpgそして、作る過程で生まれる ”そんな思い” こそ、私は大事にしたいと思っている。
アートを制作するために必要な技術は、もっと大きくなっても習得出来るし、アートに対する情熱がはぐくまれれば、自分から技術の習得のために鍛錬することはできる。

アーティストとして生計を立てていくためには、自分の中だけで制作する過程が完結しているだけでは不可能で、制作過程を知らないギャラリーに何か強く訴えることが出来る、アートとしての完成度は必要になってくる。

でも、みんなが、アートで食べていくアーティストになるわけじゃないし、
第一、誰だって、アートを楽しむことはできるし、
アートを楽しむことが、どの人にとっても日常にあったら、毎日がもう少しカラフルになるんじゃないかと思う。

固定概念にとらわれない自由な発想や取組を、手をつかって作品化する経験、その作る、試行錯誤することを目的とした、その過程を大事にする時間、そして、それを ”いいね!” とまわりとの会話の中で感じる体験。


片づけ、掃除をしながら、床に転がっているものをみたら、作品をつくる過程でできたゴミなのか、意図的に作られた作品なのか分からないような物体が沢山ありました。

改めて、アート作品は、作り手の信念や哲学や情熱もひっくりめにして、アートなんだと思う。

d0065558_1092520.jpgデュシャンの、男子便器をひっくり返して提示しただけの泉、という作品などいい例で、その作品が作られた背景や作家の意図がなかったら、作品としての存在の意味が変わってくる。

その作品を通して、何を伝えたいのか、あるいは、その制作を通して、自分は何を学び、それが作品にどう反映されていったか。 

TED という世界的によく知られたカンファレンスがあるのですが、そこで Cesar Kuriyama の one second everyday というプロジェクトが紹介されたそうです。毎日 自分の日常生活のビデオを撮って、その中から一日一秒づつ切り取り、一年分を張り付けたもの。

だからなに?
と思って私もネット上にアップされたものを見てみましたが、うまく言語化できないのですが、何かinteresting と感じるものがありました。自分のそういうのがあれば、興味深くみるだろうけど、作る時間がない・・・ 

例えば、朝子ども達を起こして、ご飯つくって、着替えたり出かける準備を促して、子どもたちはそれぞれ好きな動きや遊びをしていて、というぐちゃっぐっちゃな毎朝の一秒がつながってできたもの。ほんの一秒しかとらえていないけど、一秒から沢山のシーンや感情や会話を思い出すのだと思う。

彼が言うに、この作品は自分の過去の日々を細やかに思い出し、考え、犯してしまったミスについて学ぶ機会を与えてくれている、とのこと。そして、ケイタイのアプリで一般の人が似たようなものを作ることが出来るものを開発中なのだとか。


アートは、作り手によって、見る人によって、いくらでも広く深く浅く狭く発信できるし、解釈できるし、心理的なまた視覚的、聴覚的、感覚的、肉体的な感覚を体験することができる、無限の領域なのだと改めて感じています。 

モンダイは、それをどんな定義や方法で子どもたちに ”教えて” しまうか、というところでしょうか。
教えるものでなく、子どもたちが、、、、子どもに限らず誰に対してもですが、、、

自分で感じて自分で思ったもの、 それがすでにアートである、という肯定感と自分の感覚に自信を持つ事を気付く手助けをしたい、と思います。 

Life is Art that you are constantly creating.
The way you talk and move is your music and dance.
The way you mingle with others, the decisions that you make are elements consisting of your life.



12月のアートベースは、第二日曜午後です。
参加費: 1人2500円 
時間: 2時間 

お問い合わせは、 artbase.ka@gmail.com 塚田 まで。
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by totoatsuko | 2012-11-12 10:41 | Comments(0)

music together 冬学期 参加者募集中

ミュージック トゥギャザー (music together)@代々木上原 の冬学期 
2013年1月第二週目日曜日~ , 参加者の募集を開始します。

日時: 日曜 朝9時半~10時15分 (1月第3日曜日はお休みの予定です)

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1学期(全9回) 子ども一人23000円 (2枚のCDと1冊のソングブック込)
生後8か月以上の年齢のご兄弟、19000円
8か月以下の兄弟は無料で一緒にご参加いただけます。
体験1回 無料

現在進行中の秋学期は、
12月16日までの毎週日曜と1月6日日曜、計7回残っていますので、体験希望の方は、ご都合のよい週をお知らせください。あと1家族、秋学期への途中参加が可能です。

冬学期の募集は一旦12月9日(日曜)に締め切りますが、
学期の途中からの申し込み、参加も可能な場合がありますので、お問い合わせください。


お申込み、お問い合わせ先
letsmusicingATgmail.com 灘田
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by totoatsuko | 2012-11-10 21:01 | Comments(0)

名もしらない赤い実

足元に見つけた赤い実
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こちらは、違う角度から同じ赤い実
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同じレンズを使っていますが、
撮り方で、周りにある葉っぱが雪の結晶みたいに見えて、赤い実がドロップみたい。
色も雰囲気も、全く違うように捉えられました。



同じものでも、見る角度や、その周りの環境などによって、
また、受け取り手の状態にも影響されて、様々な受け取り方があるのだと改めて感じます。


最後に落ち葉拾いをしたのはいつだったでしょうか。
小学校手学年の頃、沢山あつめて、画用紙に張って制作を楽しんだ記憶があるのが最後です。
一枚、いちまい、色が変わりかけている木についているはっぱ、
足元に落ちている葉っぱをみていたら、なかなか歩みが進まず、一つのところに随分と費やして紅葉しかけた葉っぱをみて過ごしていました。

自然は、朝と夕では、空気と光の加減と、そこにいる人の雰囲気で違う表情を見せるけど
この時期は、一日たったら、同じ道なのに、同じ木なのに、
紅葉が深まって、全然違う表情を見せるんですね。

よぉくみると、一枚いちまいが、本当に美しくて、複雑で、飽きなくて、、
自然が自然の産物が、芸術家だけでなく、科学者など、多方面の専門家達にの思考のインスピレーションを与えていることに、改めて納得しました。



変わらない人なんていない。
変わらないモノもない。
毎日その存在が”そこに在る”ことが当たり前に思っていると、変化に気づかなかったりするけれど、
自分が気づいていないことをたくさん経験していて、
自分でも気づいていない自分の変化があり。

例えばいつも横を通っている木と同じで、
季節とともに、年月とともにその木の見え方は変わるけれど、
その木である、という存在自体はかわらない。

ずっと同じ事、同じ関係、同じ場所にいても、
自分次第で、自分と触れ合うすべてのものに対して、新しい発見をし続けることができ、
その発見によって、Inspireされた自分も、また進化し続け、
いろんなものが流動的に化学反応を起こしながら共存したり、新しい物を生み出したり、淘汰されたり、整理されたりしながら、変化しつづけるのでしょう。
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by totoatsuko | 2012-11-01 10:51 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


by totoatsuko
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