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森の早朝散歩

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ずっとやりたいと思っていたけれど、ずっとできなかった事をしてきました。

それは近くの神社の森で、早朝 5時台に徒然に散歩すること。

とびっきり早い朝のにおい。

音楽療法・Guided Imagery and Music の集中トレーニングを受けるために、数か月に一回ボストンの家を朝4時、まだ真っ暗ななか起きて4,5時間 高速をかっ飛ばして向かった日々の、
あの朝のにおいを思い出したり、

NYの田舎の森の中にあるといってもいいような先生の家から見える、大きな湖や湿原、
暖炉の前でのクラスメイトや先生たちとのやりとりを思い出したり。


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東京のど真ん中。
まだ ひかげばかりの森の小径。


ぽつりぽつり と早朝参拝の常連らしい方々とすれちがい、あいさつをする。
社の前に立つと、吸い込まれそうな気持ちになる。
そこかしこにある大木に、あっとうされる。

しめった土のにおい。
枝の合間を流れてくる、いろんな風。

蝉ばかりの鳴き声に森は包まれて
静かで、ときどき そこにある気 に体が震える。



砂利道をあるく、自分の足音がうるさくきこえる。
立ち止まって、木漏れ日を一身にあびてみる。
しゃがんで、はっぱをじっくりみてみる。


時間がゆっくり  ゆっくり 流れる。



帰り道。
地下鉄のいりぐちで、昔の友に偶然であう。

わたしは、ほんとうは、もっとゆったり動く、ゆっくり話す。
子育てと仕事であくせく動かざるをえない自分を思いだしてそう思う。
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by totoatsuko | 2012-08-27 07:36 | Comments(0)

ひとりきままに美術館めぐり

d0065558_7502572.jpgKidsがいない日の午後、ひとり気ままにぶらりと美術館のハシゴ。

何時までに帰らないといけない、家のことをしなくていけない、という気兼ねがなく、
自分の都合で時間の流れにのっかって過ごすことが出来る、というのは
いまの私にとってなんという贅沢。

東京都美術館 の マウリッツハイス美術館展 と ブリヂストン美術館での ドビュッシー  音楽と美術 

都美術館の展示では、フェルメールとかレンブラントとかの17世紀あたりのものが中心。
その作品が好き、とか嫌い、とかいうよりも、その時代背景とか、その作品に向けられた作家の魂というか情熱というか、思いというか、そういうのを感じながら見ている自分が新鮮でした。

そして上野の森。
東京にもう何年もすんでいるけれど、1人でこんなにきままにぶらぶらと歩いたのは初めてでした。
木がいっぱいあって、生き物がいて、お寺やお稲荷さんもあって、、、いろんな人がいる。
すごくエネルギーとスピリチュアルな気に満ちた場所に感じて、歩いていて気持ちよかったです。

後者の展覧会では、ドビュッシーの視点から語られる、印象派の絵画やブロンズたち。
音楽と詩と絵画の関係。

ドビュッシーは、友人の画家や詩人、
そして彼らの作品からそんなにもインスピレーションをうけて曲をつくっていたとは知りませんでした。

時間を忘れてアートだけやってる、
研究して研鑽して自分の作品を磨いていくことばっかり考えてる、
そんな生活に少し戻りたくなりました。

それはそれで、終わりのない探求なので苦しいのだけど、
少し離れてその世界を垣間見ると、あの緊迫した、がむしゃらな、それでも飢えてる、
そして作っていく、学んで自分が成長していく面白さの過程が懐かしくなります。

展覧会から帰ってきて、静かな家でひとり。

楽譜をひっぱりだしてきて、たどたどしくドビュッシーを弾いて、
自分にがっかりして(長く弾いていないから、ろくに弾けないのは当然なのだけど)

ドビュッシーのCDをかけて、寝っ転がってパリの街並みを思う。

あの光がきらきらと、やわらかい様子。
パリの場末。
フランスの田舎。
フランス文学。
ドガが絵がいた、踊り子たちのバレエスタジオのにおい。
 
そしてドビュッシーの曲と格闘していた自分の音楽学生時代をおもう。

ここ東京ではない、心の世界のどこかを旅する。

アートって素晴らしい。
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by totoatsuko | 2012-08-26 22:58 | Comments(0)

8月のアートベース・飛び出す夏の思い出

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8月のアートベース は、ざるなどを使って、夏の思い出を作品に落とし込みました。

たっくさんのシーン、感情を、一つの作品におとしこむ、というのは
また違ったアートのプロセスです。

面白い作品がいっぱいできました。

是非ブログ、のぞいてみてください!


9月10月は臨時で日曜日午後開催です。 
これまで土曜はご都合が悪く体験できなかった方もよかったら~。 

9月9日(日) 
前半 13:00-15:00
後半 15:15-17:15 

会費 2500円。



幼児音楽教室、Music Together 秋学期のお申込み、無料体験希望も受け付けています。
ご連絡ください。
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by totoatsuko | 2012-08-19 11:53 | Comments(0)

気持ちの爆発:子どもたちとの音楽療法セッション

未就学児向けの療育施設こっこ で、音と色の療育を担当しています。

その人の美しい瞬間が奇跡のように発掘される土壌が音楽療法にありますが、
どんなにドロドロとしたエネルギーも受け止める器がある音楽療法士と、
どんなものにも寄り添うことが出来る音楽を有効に使っていく経験と知識と
クライアントとセラピストと音楽のダイナミックスの化学反応があるからこそだと思います。

理屈では説明できない現象が、変化が起こっていく場所。

今日のセッションでは、日常では決して表出されないような感情のエネルギーが爆発し、
そしてそれぞれの心の中で何等かの発酵を促し始めるような、そんな特別なことが起こりました。



グループの中の二人の子どもたち。

気持ちを表情や言葉や体のジェスチャーで表出させるのが得意ではないお子さんと、
本当はみんなと楽しむことが好きなのに、自分の中の不安感や衝動的なところなどから、自分が本当にやりたい形と実際の行動を連動させることが苦手なお子さん。

その二人がセッションの中でぶつかり、

前者のお子さんが、これまで示したことがないくらい声を張り上げて泣いて、
許せない、という気持ちを泣きと言葉でスタッフにぶつけてくる、

後者のお子さんが、自分の衝動的な行動の結果相手をすごく傷つける事が起こった、という事実に
いつものように向かいあえず、なんとなくごまかすような言動をする中で、
音楽のグループの活動をとめて、泣いてるお子さんのところまで行き謝ることを私が促す、

その後、アートの時間に切り替え、制作をしながら過ごすも、
泣き続けているお子さんと同じ場にいて、その強い感情のエネルギーを、
子どもだけではなく、それぞれの子どもについているスタッフも、浴びるように受け止める、

という、数少ない、そして貴重な体験をしました。


ほんとうに、言葉では表しきれない、形容できない様々な感情が複雑にからみあい、
噴出するマグマと流れ出て地表を飲み込んでいくマグマのようなエネルギー。

子どもたちや、ほかのスタッフがどのように感じたか、、、
この感情のエネルギーを ある程度”感じないよう” に、 ”受け止めないように” することで、
自分を守る、という体験の仕方もあったと思います。

私も、自分の心を守りながら、保護者の立場と子どもそれぞれの気持ちに自分なりに心を同化させながら、そのエネルギーを感じることで、そこで起こっていることを専門家として理解しようとしていました。

音楽療法のセッションでは、
日常では得られない歓喜の感情を仲間と共有できる
ミラクルとしか言いようがないような素晴らしい瞬間が起こるのですが、

それは、こういうドロドロした感情も吐き出される、
綺麗ごとではない、上っ面ではすまされない、心のありとあらゆるものが刺激され排出され
そして、それらが化学反応を起こしていくことができる土壌であるからです。

私は、
自分の心を使いながら、相手の心に働きかけていくための訓練を音楽療法士になる過程で受けているから、
飲まれるような、吸い取られるような感情がセッション中に提示されたときの、自分の気持ちの扱い方、そして、目の前に殴りこまれた感情との自分なりの関わり方というのがあります。

しかし、セッションのサポートに入っている療育スタッフにとっては、
相手の感情の爆発にどう、専門家として、どう自分の心を使えばいいか、
どう自分の心を守りつつ、その感情の嵐に寄り添い、
しかも、その色合いがかわっていくところまで見届ける心の体力というか・・・ 
とういうのは、ものすごく大変な作業だと、訓練を受ける前の自分を知っているからこそ感じ
Care for caregivers ー スタッフの心のケアのニーズをすごく感じています。


この施設で音楽療法をやらせてもらい始めたころは、
音楽療法はどういうものか、と言うのを知ってもらう、というのがメインの課題だったのですが、
音楽療法のサブで入る専門家として何ができるか、という段階に深まって行っているのかもしれない、と
今日のセッションを振り返りながら思いました。

でも、まだまだ 心に働きかけるセッション の意味とか、重みとか、音楽の不思議な力とか、
信じることの大事さとか・・・
そういうのは私が伝えきれていない、言葉で説明しきれていない、力不足な自分も感じています。



生きている限り、強い怒りも悲しみも、歓喜があるのと同じように、あって当然。
特に、この子たちは、悲しい、とか苛立つ、などの感情を
これからの人生たくさん体験していく機会は多いはずです。


その自分を見失わせるほど、自分さえ飲み込んでしまうほどの強い強い自分の気持ちに
気づく、解放する、そして自分なりの向かい合い方扱いかたを学び、
相手との関係の中で、どう表出させていくかという経験を重ねながら、
自分なりの感情との関係を築いていく学習していく機会は、ほとんどない。

日常の中で、感情の波があり、それを強い拒否や癇癪として表すことはあっても、
その強い感情をぶつけているときに、療育者が、こころ をさらけ出して、
生身のこころ と こころをぶつけながら ”療育として” 寄り添う機会は、なかなかない。

だからこそ、音と色の療育のセッションでは、いかなる感情とも向かい合うことを恐れず、
彼らが、自分の気持ちを原動力にして、しなやかに自分らしく生きていく手助けをしていきたい、
と、改めて思うのでした。

私の音楽療法では、こころ がむき出しに否が応でもなる、
自分になる、ってことは裸になるってこと、
自分を解放し、自由になれることでもあり、傷つきやすくなることでもあり、喜びでもあり、不安でもあり。


義務を果たしているうえでの真の自由であり、真の自由を満喫できるのは、土台がしっかりしてるから。
酸っぱい味をしってるから、甘い味を本当に味わえる。
すべてのことは、つながっている。

話が飛躍するようだけれど、
その子のその人の、その場を共有している人の魂にまで働きかけていくものだと私は思っているので
その重みを自覚しつつ、学ぶ姿勢、探求していく姿勢を持ち続けながら、
子どもたちに、保護者の方にかかわっていきたいと思います。


来週が一つの山でしょうか、
このグループにかかわっているすべての人にとって次に進むための。

来週のセッションまで、あの場にいたすべての人の心の中で、
あの感情体験は、それぞれの形の発酵をしていくことでしょう。

もしかしたら、音と色の療育に来たくない、と思うかもしれない。
何事もなかったかのようにふるまうかもしれない。

もしそうだとしても、やっぱり来てよかった、ちゃんと向かい合って乗り越えることができる、
壊れた関係は自分で新しく作り直すことが出来る、過去の自分から脱皮をくりかえしていく、
そういうポジティブな学習の第一歩を踏み出すサポートが出来たら、、、と思います。

案ずるよりも産むがやすし。 
私も、私の中の今ある心象がどのように変化していくか見守りながら、
来週、どんなエネルギーをもって子どもたちと保護者の方が教室に訪れるか、
こどもの心を信じながら過ごしていきたいと思います。
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by totoatsuko | 2012-08-10 00:49 | Comments(0)

music together fall term, 2012年秋学期のご案内

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2012年の秋学期は、第二日曜日  9月16日に開始。  
9週間 プラス 振替の1回 の予定です。
時間は、日曜10時~10時45分 
場所 東京都渋谷区 代々木上原

2013年冬学期は1月から始めます。

秋は週末とくっついた祝日が多くて、みなさまのお出かけと日にちが重ならないといいな~、と思い、
どの週末をお休みにするか考え中です。祝日がくっついている週末をメインにお休みにする予定です。

letsmusicing@gmil あてに、お申込みのご連絡をお待ちしております。


Fee:
1学期(9回) 子ども一人23000円 (2枚のCDと1冊のソングブック込)
生後8か月以上の年齢のご兄弟、19000円
8か月以下の兄弟は無料で一緒にご参加いただけます。
体験1回 無料
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by totoatsuko | 2012-08-05 23:59 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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