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家庭内の意見の相違 II

もうひとつ大事なのは、その場その場の子育ての主導権は誰なのかを子供に対してはっきりさせること。食事の場、勉強の場、学校の場、課外活動の場などなど。

子供はさまざまなシーンで子供に関わる人すべてから影響を受けている。
でも、会社の社長が誰なのか明確に提示されていなかったら、会社の方針も哲学も分からなくて社員は路頭に迷ってしまうように、幼い子供は困ってしまう、色んな人に異なる「-するべき」「-は正しくない」言われたら。しかも子供は、まだ自分の信念とか哲学を持っていないから、迷った時に、最終的に自分の価値観を信じる、というのが出来にくい。大人の異なる意見に翻弄されてしまう。誰を精神的拠り所にしていいか分からなくなってしまう。

会社を家族に、社員を子供に例えると、
取締役会でどうしても合意が出来ないとき、どうするか?
誰が、最終的な決断をくだすのか?
トップがまとまっていなかったら、下はついていかない・いけない。

あるいは、自社の社長とは全く考え方が違う、他社の社長ー例えば祖父母。
もしかしたら、他者の社長の方が社会的に評価されているかもしれないが、自社の社員を抱え・責任を持っているのは自社の社長。他者の社長に自社の社員が呼び出される筋合いも、自社の哲学を批判される筋合いはないと思う。もちろん、お互いの会社の事を心から気にかけている仲なら、社長同士で最近の現状について相談・対談、というのはアリだと思うが。
社員の前で、トップ同士が中が悪い・お互いの意見を批判しあう姿を見せる意味はあまりないように思える。

夫婦も祖父母も他人同士だから、意見が異なるのは当たりまえ。
どんなに話し合っても合意できない場合もある。
でも、大事なのはみんな子供の事を大事に思っている、という共通点を忘れないこと。
自分の考えが正しい、と押し通すのは真に子供のためではない、ということ。

繰り返しになるけれど、
おとしどころを見つけるのって、相当なエネルギーを消費する。

でも誰が社長なのかみんなの中で合意できたら、子供の前でいがみあったり、ダブルメッセージを送ったり、誰かを悪者に仕立ててしまうのはなくなるのではないか。

取締役がそれぞれ違う考えをもっている、というのは、いちいち子供に言わなくても、相応の年齢になると子供って察するもの。そうなったときに、意見が違っても、意見が違う相手を攻撃しなくても・無視しなくても、相違を明確にしてもいいダイナミックスが作れるんだ、というのを背中で示してあげれるのも、大事なことだとも思う。
(続・の予定)
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by totoatsuko | 2008-03-14 13:18 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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