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この世界の片隅に

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私が生まれ育った広島県呉市が舞台のアニメ映画 この世界の片隅に を見ました。
第二次世界大戦中の どこにでもある人々の暮らしが淡々と描かれています。

絵が好きでシャイであんまり物事を深くかんがえないある意味ぼーっとしている天然な女の子が
当時よくあったように あったこともない人に見染められて その親が自分の親に結婚を申し込み
親たちが決めた日にその人の家に行き 祝言をあげ 結婚し その家のやり方を学び 嫁姑 嫁小姑 との関係の中で生き抜く道を見出す。(今でも家によっては残っている価値観だけれど、、、嫁入りした女性が夫の母親や女兄弟の下に位置づけられ、彼らのやり方を学び、彼らに従うことを求められる中で結婚生活(夫や子供との関係を築く)を送る、というのは、ものすごく大変な事です。なにせ姑が嫁を気に入らなかったら姑によって離縁させられることも正当化されるような価値観です。)

そこに 戦争の要素が加わる。
大事なものが 当たり前だったことが 糸がほころんでいくように だんだんと失われていく。
みんなの感覚がおかしくなっていく
一見 当たり前の日常がなんのかわりもなく続いていくのに
続いているのは 当たり前なんかじゃない日常

お国のため 海軍さんのため
そう思って我慢してきたこと それが正しいのだ と言い聞かせたことが
終戦とともに その前提が崩れる。

なんのために あの人は死ななくてはならなかったんだろう?
なんのために あんな苦労して あんな辛くて苦しい思いをしなくてはならなかったのか?
大事な人を失ってもなお 生き続けなくてはならない苦しさ。

呉の美しい風景と
どこにでもある人々の生活
その土地ならではの風習や言葉、当時のあたりまえ

そういう日常が淡々と描かれていることによって 
今 どこにでもある日常を生き
食べる事に困らず、戦争によって家族を失う恐れなんか感じずにいる私自身と重ね
より、身近に当時の人々のリアルな気持ちを、戦争の残酷さを感じました。


今 このときも 戦火の中で生きている人たちがたくさんいる事に胸がいたみます。
どんなに悲惨な戦争を繰り返しても 武器を作ることをやめられない人間の愚かさを感じます。

よくある戦争映画でフォーカスされている、戦場で戦い、戦場で亡くなっていく壮絶なシーンを生きている人たちではなく、日常を生きている人たちの心がどれだけ痛めつけられ 嬲り殺されていくのか・・・世界の中の片隅の小さな町の隅っこで生きた人々の個人的な心の体験は だれでも体験しうる普遍的なものだと思います。

アメリカを始めフランス、イギリス、ドイツ、メキシコ、台湾、香港、タイなど全世界で18か国でも上映が決定したそうです。




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by totoatsuko | 2017-01-10 09:40 | Comments(0)
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音楽療法士(GIM)のつれづれ


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