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空襲への抗議への抗議

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冷泉彰彦氏の記事を読みました。
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2015/02/70ni.php

以下本文中から一部引用
2015年の2月14日は、第二次大戦末期に発生した「ドレスデン大空襲」の70周年でした。
報道によれば、この空襲を象徴する「聖母教会」では追悼式典が行われて、
ドイツのヨアヒム・ガウク大統領が演説を行っています。

ガウク大統領は演説の中で、「自分たちの知っているドレスデンは空襲により消滅した」という作家のエーリッヒ・ケストナーの言葉を紹介しつつ、70年後の今日も空襲を経験したものは悪夢の中にいると訴えています。また、数年前に徹底した調査を行った結果、この晩の空襲における死者は2万5000人に達すると判明したと述べています。

その一方で、自分たちは「死者の数がそれ以上だ」という主張には反対するとしています。
それは連合国の「罪」を拡大して、ドイツの「罪」を相対化するからです。
その上で極右や極左の「ネガティブなナショナリズム」には絶対に反対するという宣言をしているのです。

中略

「空襲への抗議への抗議」という思想には強烈な背景があります。
それは、ガウク大統領(第11代)の先輩である、ローマン・ヘルツォーク大統領(第7代)が同じドレスデンで95年に行った演説にある考え方です。
それは「苦痛を苦痛で、死者を死者で相殺することを禁ずる」という思想、
そしてかつての敵と味方が「共に犠牲者の追悼を行う」という思想です。

引用終わり

「空襲を経験した者は、今でも悪夢の中にいる。」
トラウマティックな経験は、人が悪夢から覚め現実で生きること を難しくするのかもしれない。

「苦痛を苦痛で、死者を死者で相殺することを禁ずる」という思想、
かつての敵と味方が「共に犠牲者の追悼を行う」という思想。

かつての敵と味方が、共に犠牲者を追悼する。
それが出来るのは、そうとうな心のプロセスを経て初めてたどり着ける域だと思います。


相手に痛めつけられて、あるいは、何かものすごく辛い思いを経験したとき、
その行き所のない心の叫びを、誰かを痛めつける行動を起こすエネルギー源にするのではなく、

自分が経験したような辛い経験が、自分に対して再び起きないために、
他の人が似たような経験をしなくていいために、
家族の中で、社会の中で、属している組織の中で自分ができることを見つけて実行していくエネルギー源へと転換されていくプロセスが起こればいいなと思います。



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by totoatsuko | 2015-02-17 22:54 | Comments(0)
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