霊気とGIMセッション
GIMセッションの典型的な流れをここでもう一度簡単に表記しますと、
セッションは3つのセクションに分けることが出来ます。
1、会話をする。
2、言葉の誘導に続き、音楽体験にはいっていく。
3、音楽体験を振り返る
私は、2の言葉の誘導の部分で、霊気を取り入れることがあります。
言葉の誘導は、クライアントが深い音楽体験にはいっていくのを助けるのが主な目的です。
例えばある特定の場所や、色を思い浮かべることを提示したり、体をリラックスさせるエクササイズをすることもあります。
これらを、言葉ではなく霊気のテクニックを使って行なうのです。
霊気のセッションは、体全体に手を当てていくため、それ自体で1時間半くらいかかりますが、私がGIMセッションで使うときは、頭のポジションのみ手を当てます。
なぜ言葉ではなく霊気のテクニックをつかうのかというと、
時に、言葉は私達を理性、理屈のレベルに引き戻してしまい、心の深層に入っていくのを妨げることがあるからです。
霊気には、私達の肉体だけではなく、心、魂のバランスをとる力があります。
霊気セッション中に、イメージが浮かんだり、強い感情がうきあがってくるのは、その一つの例といえるでしょう。
GIMで霊気を使う場合、霊気によってリラックスし、浮かんできたイメージや、感情の奥深くに、それに続く音楽とともに入っていき、心の内面を探索していくのです。